被害者でも加害者でもない、うちの子が「いじめ傍観者」だったら…?

うちの子が「いじめ傍観者」だったら?親としてすべきこと

子どもの話
我が子のクラスでいじめが発生したら、どうすればいいでしょうか。我が子には加害者にも被害者にもなってほしくないのが親心。しかし傍観者だから良かったということには、なりませんよね。いじめがあるクラスは毎日がストレスの連続です。難しい問題に直面する子どもへの接し方を考えていきましょう。

まず聞き役に徹することが第一

子どもの様子が普段と違っていたり、どことなく異変を感じて話をふったところ、クラス内でいじめが起こっている。親としては「誰が?」「どうして?」「先生は知っているの?」とたくさんのクエスチョンマークが飛ぶ場面です。ネット上では親の対応も多種多様です。「絶対に止めなさいと教える」という人もいれば、正義感から伝えた言葉に対して、子どもから「分かっていない」と返された。そんな声もあります。

親がどんな価値観を持っているにせよ、いったんはグッと気持ちをこらえて、聞き役に徹したいところです。いじめ傍観者の子どもはさまざまな葛藤を抱えていますし、状況がよく分からないうちのアドバイスは子どもにも響きません。

言葉を一人歩きさせないで!親も一緒に悩む覚悟を

「いじめ傍観者」という言葉の認知度が増すにつれ、「傍観者も加害者では?」というテーマが各所で賛否両論を呼んでいます。確かにいじめは誰かが止めなければ、命にさえかかわる深刻な問題です。しかし、そうであっても大人が子どもをジャッジするのでは、子どもは助けを求められなくなってしまいます。
単純な解決策は無いと心得て、我が子と一緒に悩む姿勢が必要ではないでしょうか。

おわりに

小学生の子どもを持つお父さん・お母さんの中には、昔いじめに遭遇したり、当事者になった経験がある方もいることでしょう。できることなら我が子には当事者になってほしくない。

そう願いつつも、もしクラスでいじめが起こってしまったら、傍観者である我が子を責めるのではなく、まずは気持ちを受け止めてあげましょう。
そして日頃から子どもと学校の話をするなど、異変をキャッチできるようにもしておきたいですね。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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