バイリンガル幼稚園を選ぶポイント
子どもをバイリンガル幼稚園で学ばせたいと思ったら、さまざまな幼稚園をチェックすることと思います。ひとくちにバイリンガル幼稚園といっても、カリキュラムなどの内容はさまざまです。幼稚園を選ぶにあたり、どのような点に注意すればよいかご紹介します。
外国人スタッフやカリキュラムをチェック
ネイティブ講師の人数や幼稚園のカリキュラムをホームページなどでチェックしておきましょう。園のクラス数とネイティブ講師の人数を見ると、子どもたちがどれぐらい英語のネイティブスピーカーと触れ合えるか、またカリキュラムを見れば、英語に触れる時間がどれぐらいあるかわかります。1クラスに1人のネイティブ講師がいて、毎日英語に触れる時間があることが望ましいでしょう。
ただし、日本語による活動の時間や保育士資格・幼稚園教諭の免許を持った日本人教員の数についても要チェックです。生活習慣や社会性、日本語によるコミュニケーションが身に付くようになっているかといった点にも気を配りましょう。
園の施設や園庭の有無などをチェック
バイリンガル幼稚園の多くは認可外施設が多く、園庭の広さや建物の大きさ、保育士などの数が国の基準を満たしていないこともあります。そのため、街なかのバイリンガル幼稚園では、ビルの一室が教室になっていたり、園庭がなかったりすることもあります。
子どもの成長のことを考えると、園庭でのびのび身体を動かすことも大切です。施設面も確認しておきましょう。
おわりに
バイリンガル幼稚園は、幼いうちから英語に親しむ環境が整っているところが魅力です。ただし、卒園後も英語に触れ続ける環境がないと、幼稚園でせっかく身に付けた英語力を忘れてしまうという話もあり、卒園後の進路も考える必要があります。ご家庭でバイリンガル幼稚園に入学させたい理由などを話し合ったうえで、入学準備を進めましょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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