洗い方のポイント
上履きを洗うための道具などを用意した後は、いざ実践です。実際に上履きを洗うには、どのような方法がベストなのでしょうか。上履きをよりきれいに洗うためのコツやポイントをご紹介していきましょう。
1.基本はぬるま湯で洗うのがポイント
- 上履きの汚れ(砂など)を払い落とす
- バケツにぬるま湯を入れ洗剤を溶かす
- 上履きを浸け置きする(10分から30分程度)
- ブラシでこすって洗う
- きれいな水で洗剤を洗い流す(すすぎはできれば2回)
- 風通しのいい場所で陰干し
上履きを洗うときにぬるま湯を使うと、汚れが落ちやすくなります。汚れを浮き上がらせるために、10分以上は浸け置きをしておくことがおすすめ。時間に余裕があれば、30分程度つけたままにしておくことが理想です。上履きの汚れをブラシでこすり、一度きれいな水ですすいだ後、最後の仕上げとしてもう一度すすぎましょう。洗剤が残っていると上履きが変色したり生地を傷めたりする可能性があるので、しっかりと洗剤成分を落とすことが大切です。終わった後は、風通しのいい場所で陰干しをします。真夏の直射日光だと、ゴムの部分が熱で溶けて変形することがあるので、なるべく日の当たらない場所に干すといいでしょう。
2.頑固な汚れは漂白剤を使う
幼稚園や保育園、小学校でつけてくる汚れの種類はさまざま。原因が分からない汚れもたくさんあります。どれだけ洗剤をつけても、強くブラシでこすってもなかなか落とすことができない汚れには、漂白剤を使用してみましょう。漂白剤には、塩素系と酵素系の2種類がありますが、上履きに使うのならできるだけ酵素系のものがおすすめ。
塩素系のものは、上履きのゴムの部分までも溶かしてしまうことがあり、効き目が強力なので避けた方が無難です。酵素系は、衣類用洗剤などにも使われており、色ものなど、色落ちが心配な場合にも安心して使うことができます。パッケージに書かれた用法と用量を守り、汚れにじかに原液をつけたり、原液を溶かした水の中に短時間つけこんだりなどして洗濯をしてみてくださいね。
3.しっかり乾かしてニオイとカビを防ぐ
春や夏などの洗濯物が乾きやすい時期は、上履きも乾きやすいシーズン。屋外の風通しのいいところに置いて乾かしましょう。
秋冬など気温が低い時期や梅雨時期などで洗濯物が乾きにくいシーズンには、上履きを一度室内に入れてドライヤーの温風を当てたり、浴室換気乾燥機があるお家は数時間お風呂場に置いて乾かしたりすることもいいでしょう。
特に足の指先部分には湿気がたまりやすく、乾きにくいので、実際に手を入れてみて乾いたかどうかをチェックしてみることもポイントです。ぬれたまま放置しておくと、そこに雑菌が繁殖してニオイの原因になったり、ぬれたまましまっておくことでカビが生えたりする原因になりかねません。上履きを洗った後は、しっかりと乾燥させることが大切です。
おわりに
幼稚園や保育園、小学校の上履き洗いは面倒ですが、コツをつかみ慣れてしまえばなんてことはありません。ぬるま湯やゴム手袋を使えば、手の冷たさや手荒れから守ることができるので、おっくうな気持ちも多少吹き飛びます。ぜひ参考にして、お子さまの上履きの洗濯をするときに役立ててくださいね。
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30台後半、中学生と小学生の子育て中です。
平日はライター業、週末はウェディングMCとして、実質週7フル稼働中。
「言葉よりも姿勢を見せる」をモットーに、母親の一生懸命さから何かを学んでくれればなぁと期待していますが、なかなかうまくいかないものですね。そんな時は、コストコ、イケアでのショッピングと、たまのエステでストレス発散! しています。笑
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