赤ちゃんの必須アイテム・スタイ。でもなかなか好みのデザインに出会えないときがありますよね。好みのものが見つかるまで探し歩くのもいいのですが、いっそのこと自分で作ってみませんか?
「作ってみたい気持ちはあるけど、ミシンもないし、ソーイング得意じゃないし」・・・というお裁縫が苦手なママさんたちにも安心で超簡単なハンドメイドスタイを作る方法を体験談を交えながらご紹介していきます!
市販のスタイにたいして微妙に残る不満感
はじめての子が生まれ、「赤ちゃんといえばよだれかけだろう!」とウキウキしながら子供服売り場を見に行ったことを覚えています。ちなみに、よだれかけのことを「スタイ」と呼ぶのだ、ということはそのころ知りました。
自分の思い描いていた“昭和のよだれかけ”とは異なり、イマドキのはカワイイなあと思いつつも、どうも自分のテイストとは違う、ファンシーな柄が多いことにも気づいたのです。
「うーん、これじゃない」
そんな中、少しとがった柄のスタイをそろえているショップを発見したのですが、そのショップも同じ柄が継続的にあるわけではないようで、気に入った柄があるときには大量に仕入れることにしました。
気に入った柄であっても、使用感に不満が残ることはありました。例えば、吸水性。そして、何度洗っても消えない、におい残り。なかなかしっくり来るものには出会えないまま月日は過ぎたのです。
吸水性ならとタオル生地を選んでみたけど
吸水性を考え、タオル地のスタイを買ったことがありました。
タオル地の大きめの白スタイに、ドレッシーな装いの、ドレスシャツとちょうネクタイがプリントされたもの。
それなりに気に入っていたのですが、あるとき、子供の首や頬に擦れたあとがあるのに気づきました。
スタイのプリント部分が固く、それが肌に触れて摩擦となっていたのです。
プリント位置にも気をつけて選ばないといけないのか・・・と思い、気に入っていたそれはお蔵入りとなったのでした。
プリントボディーに使う無地スタイがない
たまたま持っていた家庭用Tシャツプリント機を使い、無地のスタイにプリントを入れようと、真っ白なプリントボディー用スタイを探すことにしました。
しかし、思ったようなデザインのスタイがありません。
大きすぎてもちょっとやぼったくなりますし、スナップボタンのほうが洗濯は楽だったのですが、大半のものが面ファスナーで止めるタイプでした。
そして、一つにプリントを入れてみましたが、パイル地は長いものへの印刷にはきれいにインクがのりませんでした。
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いっそのことスタイごと作ってしまおう
それならば、もうスタイごと作ってしまえばいいのではないか、と考えました。自分の好きななかたちで作るし、気に入った生地さえ手に入れば、わざわざプリントを入れることもなくてすみます。
生地を探すのはわざわざお店にいかなくても今ならネットでできます。まだ小さい赤ちゃんがいても、あまり外に出ることなく材料は全てそろうのでした。
スタイなら生地も少しだから手間じゃない
スタイに使う生地は90cm幅で50cmもあれば取れてしまいます。
例えば、有名ブランドの生地も、ハギレならそれほど高くありません。赤ちゃんの首元にアクセントとして使うアイテムと考えれば、大胆な柄を持ってきてもかわいくおさまります。
マリメッコなど、北欧系ブランドの生地も、ハギレであれば通販で安く入手できることがあります。
ハンドメイドスタイを作ってあまった分は、抱っこひもカバーにしてもいいでしょう。
また、100円ショップにある布地も狙い目です。
最近の100円ショップの生地は可愛いくてオシャレなものも多く、アメリカンテイストのものやかわいいパンダ柄など、種類も多く選べます。店によって生地の種類も豊富なところがありますので、上手に使うと節約もできますね。
生地の種類ですが、お子さんの肌に合わせて決めるといいでしょう。ガーゼタオルは柔らかく、肌に当たる方にガーゼ地を持ってくることで、デリケートな赤ちゃんも安心です。
スタイのパターンを入手する方法あれこれ
さあ、作ろう!となって、最初に必要なのが型紙です。
こちらは、「ハンドメイド スタイ 型紙」で画像検索すると、無料ダウンロードのものもたくさん出てくるので、気に入ったデザインを使うといいでしょう。
また、手芸店ではスタイにかぎらずたくさんの型紙を販売しています。生地があまったら別のアイテムに挑戦してもいいですね。
そして、気に入った形のスタイがあれば、ひとつ余分に買ってほどき、そこからパターンを取るのもおすすめです。
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40代前半・東京都在住のデザイナー。夫、長男6歳、次男2歳との4人暮らし。家事育児は苦手で夫に頼りっきりのポンコツ母さんです。
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