泥汚れを気にしない暮らし術
泥汚れを落とすには、丁寧な下準備と地道な作業、そして根気が必要なようです。子どもが泥んこあそびをするのは、ほんの数年。小さいころに、さまざまな物に触れ、皮膚感覚を養うことは脳の発達にもつながります。ここは発想を転換し、泥汚れが気にならない暮らしを確立することを提案します。
おさがり大活躍
かわいい服やお気に入りの高価な服を汚されると、がっかりしますし、腹も立ちます。「せっかくなのに!」という気持ちになるんですね。そこで、おさがり大活躍です!おさがりをあげる、もらうという行為には、なかなかデリケートな問題があるようですが、普段から「うちの子も結局汚してしまうから、全然きれいじゃなくていいんです」と公言しておきましょう。気楽にあげたりもらったりができない人は、バザーやフリマが狙い目です。泥汚れが落ちなくても、心置きなく処分できる服を用意しておくと、心安らかに暮らせますよ。
シャカシャカ素材を活用
泥汚れは繊維に入り込んでしまうことが問題なので、そもそも繊維にすき間が少ないシャカシャカした素材の服を活用しましょう。ウインドブレーカーなど、さっと1枚羽織らせておけば汚れ落としも楽々です。素材としてはナイロンがおすすめです。綿素材とは違いますので、洗濯するときは、タグをよくみて洗ってください。寒い時期は防寒も兼ねて着せておくといいですよ。
おわりに
泥汚れ落としには、やれることを地道にやるしかない作業です。幸い、同じ悩みを持つ家庭用に、泥汚れ落としに定評のあるせっけんも市販されています。汚れの分だけ子どもが成長していく、と信じてがんばりましょう。どうしても落ちないときは、『すぐに成長して着られなくなる服』と潔くあきらめることも大事です。
ピックアップ
子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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