ベッドメリーを楽しむための注意点
ベッドメリーといえば赤ちゃんのために作られた商品です。基本的には安全性を踏まえて作られていますが、商品によって原産国が異なり、安全基準もさまざまです。使い方次第では危険な場合もあるため、事故を防ぐためにも、次の注意点を守りましょう。
使用の仕方を誤ると危険な場合も
ベッドメリーにはたくさんのパーツが使用されており、落下の危険性があります。機能性や衛生面の観点から、意図的に着脱可能にされている場合もあり、簡単に外れてしまうこともあります。パーツが赤ちゃんの顔に落下したり、落ちたものを赤ちゃんが飲み込んだりしないよう、注意が必要です。
さらに、柔らかい素材のものなら落下しても安心、と思われがちですが、実はこれも危険。生後1年未満の赤ちゃんにはSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険性があります。SIDSの直接的な原因は分かっていませんが、柔らかい布やおもちゃなどがリスク要因として知られています。ベッドメリーに限ったことではありませんが、赤ちゃんは予想外の動きをする可能性があり、どのような素材・設計のものであっても、絶対に安全ではないのです。
使用の際は長時間目を離さないことが大切
ベッドメリーを使用する際は次の点に注意しましょう。
- 赤ちゃんの顔の真上に設置しない
- 電源を入れたまま、長時間目を離さない
- 傷んだり緩んだりしているところがないか、こまめにチェックする
- つかまり立ちができるようになったら、外すか、赤ちゃんの手が届かない位置に移動する
あると便利なベッドメリーですが、子育ての代わりをしてくれるものではありません。使い方を誤らず、正しく使用することが重要です。また、付属の取扱説明書に記載されている使用上の注意にもしっかり目を通しましょう。
おわりに
赤ちゃんを時には楽しく、時には穏やかな気持ちにさせてくれるベッドメリー。大人も目で見て、耳で聞いて楽しめる商品が多数あります。パパとママの好みも反映して、家族みんなで活用したいものですね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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