ネッ友には個人情報を教えないように注意を
親よりも使いこなしているようで、実はネットリテラシーは低い小学生たち。子どもの危機感が少ない分、親はどのように導いてあげると良いのでしょうか。
今後のインターネットの利用についても含めて、ネッ友のついてもしっかり話し合いましょう。
万が一のことを考えるように伝える
学校の友だちなどとは違い、悪意のある大人が子どものふりをしてネッ友になっているケースもゼロではありません。
また、相手が同じ年ごろの子どもだったとしても、些細なことでいきなり性格が豹変することもあります。直接会えない分、相手の憎悪が募ってしまうこともあり、身に危険が及ぶ場合も。
ネッ友に対して、どこまで個人情報を知らせても大丈夫なのか、親子で確認しておきましょう。
たとえば、ゲームで知り合ったネッ友には、年齢や下の名前は教えても良いけど、それ以上は教えない。自分の写真は送らない。ゲーム上でのみの付き合いにとどめておくことなどです。子どもなので、教えてもいいこととだめなことの線引きを細かくしておいた方が分かりやすいと思います。
子どもが親に相談しやすいような関係づくりを心がけましょう。もし、相手と縁を切りたいと思うような状況になった時、手が切りやすいようにしておきましょう。
もしネッ友に会うなら保護者同伴を条件に
いつかは、子どもに「ネッ友に会いたい」と言われる日も来ると思います。
「“ネッ友”に関する調査レポート」によると、ネッ友と会ったことがない小学生のうち4割以上が“会いたい”と思っていることが分かりました。
そのネッ友が近くに住んでいる場合でも、初対面の時には必ず親が同伴しましょう。遠方の場合は、毎回親同伴を条件に。小学生の間は、子どもの友だちの顔は把握しておいた方が安心です。可能ならば、親同士で連絡先を交換できると良いですね。
相手が年上の場合は、合わせないという判断をする方が多いかと思います。どのような相手であっても、子どもが納得できるようにしっかりと話し合いましょう。
おわりに
ほとんどのネッ友は、ゲームやSNS、その場限りの関係になることが多いようです。しかし、「会いたい」と思わせるほどのネッ友は子どもの親友になるかもしれない存在でもあります。
ネッ友と会うか会わないか、親にとっては心配すぎる問題ですが、慎重に話し合って、子どもが隠し事をしないような親子関係を作っておきたいですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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