赤ちゃんの耳あかは大きなかたまり!?
耳あかは、耳の中の古くなった皮脂が剝がれ落ちたものと外部から入り込むホコリが合わさったものです。新陳代謝の良い赤ちゃんは耳あかがたまりやすく、自分で耳掃除をすることができないため、耳掃除をすると大きなかたまりの耳あかが取れるのです。
黄色や茶色の耳あかは心配要りません
赤ちゃんの耳あかは基本的に黄色か茶色ですが、赤茶色の場合は耳あかに血が混ざっている場合があります。耳掃除のしすぎで外耳道損傷(がいじどうそんしょう)を引き起こしている可能性があるのです。また、黄色くベタついた耳あかがでることもありますが、これは「脂分」でありうみではないので、外にでてきているものを優しく拭き取ってあげましょう。
黒い色をした耳あか!原因は羊水?
赤ちゃんの耳掃除をしたら黒い色の耳あかがでてきた!なんてことがありますが、通常の場合は心配ありません。お腹の中にいた赤ちゃんは当然耳掃除をしていませんので、つかっていた羊水が残り黒い耳あかとしてでてくることがあるのです。放っておいても自然とでてくることがほとんどなので、耳の中に黒い耳あかを見つけても無理に取らないようにしましょう。
耳あかがいつもと違う!臭いや黄色い液状がでたら
赤ちゃんの耳あかに臭いがあるものがありますが、これは赤ちゃんの新陳代謝が活発なこと、涙やミルクなどが耳の中に流れ込んで汚れてしまうことが原因なので問題ありません。ただし、臭いやベタつきのある耳あかに問題はありませんが、臭いのある黄色い液状の耳漏がでた場合は「急性化膿(かのう)性中耳炎」の可能性があるので耳鼻科を受診しましょう。
おわりに
いかがでしたか?赤ちゃんの耳はとってもデリケートなので、ちょっとの刺激で傷をつけてしまうこともあります。耳あかは自然にでてくるようにできているので、神経質にならず様子を見ましょう。赤ちゃんの耳あか掃除でも医療保険が適用されるので異変を感じたり心配事があったりした場合はすぐに耳鼻科を受診してくださいね。
ピックアップ
1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。