大人がいつも触っているスマホは、子どもにとって楽しいおもちゃの一つとして興味を持っている子どもが多いです。しかし子どもがスマホ漬けになってしまうのではないかと考えると、せがまれるままに渡してしまうのは心配ですね。ここではスマホを使った子育てに関する課題や、どうスマホと付き合っていけばいいのかについて紹介します。
スマホが子どもによくないと言われる現状
ゲームのアプリや動画サイトなど子どもが面白いと感じるものがある場合、親にスマホを使いたいとねだることがあります。このような行動がなぜよくないと呼ばれるのかについて紹介します。
常にスマホに依存するようになる
子どもにスマホを与えるのがよくないと言われる一番大きな原因の一つにスマホ依存があります。しかもテレビを見たらその後でスマホなど常に画面を見ているような状況が続くと子どもの視力に負担がかかります。また体を鍛えて成長する幼児期に、いつもスマホばかり見ていて体を動かさずにいるのもよくありません。
子どもが勝手にスマホを操作できる
スマホは画面をタッチすることで操作を進めていきます。直感的に操作方法がわかり入力が簡単なので、慣れてしまえば子どもでも自分で操作できます。
- ゲームのアプリなどに高額な課金をしてしまう
- 広告やおすすめの動画を見続けているうちに、アダルトや暴力など有害なページを閲覧してしまう
- 設定画面をいたずらしてしまい、思いもよらない動きをするようになってしまう
本人にそのつもりがなくてもこのようなトラブルに見舞われる可能性があります
子どもの語彙(ごい)力や情緒、体力が健やかに育たない
子どもに望まれるままにスマホは出していては子どもの心が十分育ちません。親の言うことを聞いて理由を考えたり時には我慢をしたりすることを覚えていかなければ、子どもは大きくなっても親の言うことを聞かなくなってしまいます。また、絵本を読んだり会話したりする機会が少なくなってしまうと子どもの語彙(ごい)力が少なくなる可能性が指摘されています。
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スマホなしで子守をするのは難しい
スマホをずっと子どもに与え続けているのは問題があるというのは知っていても、スマホを全く使わせずに過ごすのは難しいことが多いです。
静かにしていてほしいときがある
忙しくてかまってあげられない場合や、一声も出さずに黙っていてほしいときにスマホはとても役に立ちます。
- 出勤前
- 公共交通機関の中
- レストランやテーマパークでの待ち時間
- 洗濯や食事の準備など家事をしている間
普段はスマホを使わせていなくても、場合によってスマホを渡しているママは多いでしょう。
スマホから新しい発見をする場合も
「チーターって本当に走るのが速いの?」とか「消しゴムってどうやって作られるの?」などのような質問をされたとき、手元にちょうどよくわかりやすい本などがないときに動画サイトなどを活用すると便利です。関連動画を見ていく中で興味のある事柄を掘り下げて理解できるので簡単に子どもの知的好奇心を満たしてあげられますね。
情報端末に触れる機会になる
2020年度より、小学校では必ずプログラミングの授業が行われるようになります。幼稚園ぐらいの子ども達が自分でパソコンの使い方を理解して好きな操作をするというのは難しくても、スマホであれば使えます。早い段階で情報端末に触れておくと、情報をどうやって活用するのか調べ方などのイメージを持つのに役立ちます。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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