目標達成シートの作り方における注意点
目標達成シートには、魅力的なメリットがあることが分かりましたね。しかし、作り方を誤ってしまうと、目標達成への効果が薄れてしまうこともあります。自分の目標に一歩近づくためにも、シートの作り方に関する注意点を覚えておきましょう。
最終目標は具体的かつ明確に設定する
目標を持つことは大切なことですが、最終目標を決める際には曖昧で不明確な目標は避けるようにしてください。抽象的な目標を定めてしまうと、どうしたいのか、何に向かっているのかがブレることがあります。そのため、目標は分かりやすいものにすることが重要です。
スムーズに達成できそうな要素を記入する
目標を達成したいと思えば思うほど、思い切った行動や難易度の高いものを記入したくなるかもしれません。しかし、ハードルが高い要素は超えるだけで精一杯になり、目標達成どころではなくなります。
目標に対する要素には、自分が乗り越えられそうなシンプルなものにしましょう。
シートは目につく場所に置いておこう
どんなにすばらしい目標達成シートを作ったとしても、それを目で確認し、自分の中でフィードバックすることをしなければ、それはただの紙切れになってしまいます。いつも自分の目標を思い出すことができるように、シートは部屋の壁など必ず目につく場所に置いておくことが大切です。
おわりに
目標を達成するためには、ただ頭の中で考えているだけでは難しいですよね。行動しようという意欲はあっても、その過程でさまざまな障害が出てくることもあります。しかし、目標達成シートを作成しておけば、客観的に自分の進むべき道の把握が可能ですし、それによって最終的な目標の確認もできるようになりますよ。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。