優雅で華やかなクラシックバレエ。日本にはバレエ教室が4,500カ所を超えると言われ、生徒は40万人以上いるそうです。女の子の習い事とイメージしがちですが、世界的なバレエコンクールでは日本の男子高校生が毎年のように入賞し、バレエ男子が増殖中です。男の子がクラシックバレエを習うとどんなよいことがあるのかまとめてみました。
鍛えられた美しい体が得られます!
バレエダンサーの体を見たことがありますか?余計なぜい肉がなく、鍛えられた体のラインはとても美しいですよね。バレエダンサーの印象通り、クラシックバレエは体によいことがあります。男の子が習うとどんなよいことがあるのかみてみましょう。
バレエと言えばこれ!姿勢がよくなる!
バレエダンサーやバレエを習っている人は姿勢がとてもきれいです。これは体幹を鍛えているから。バレエを習っていると、日々のレッスンで体幹が鍛えられ、自然に姿勢がよくなっていきます。姿勢がよいと自信にあふれ、意欲的な印象ですね。単に印象だけでなく、プロのスポーツ選手もこぞって鍛えていますから、体幹が強いことは体にとって重要なことだということがわかります。
柔軟性もアップしてけがをしにくくなる
男性バレエダンサーは、ダイナミックなジャンプや激しい回転が見せ場となりますが、それだけの動きをするには、体幹の強さのほかに柔軟性が必要になります。けがをしないためにストレッチを毎日コツコツおこなっているのです。バレエを習うと柔軟性も身に付けることができますから、大きくなるにつれて、激しい動きが多くなる男の子には、けがをしないためにも適していると言えます。
瞬発力に持久力、身体能力全般が高くなる
ダイナミックなジャンプや回転技をおこなう瞬発力と演目を通して踊る持久力が必要になる男性バレエダンサーは、高い身体能力全般を持っています。また、屋内でレッスンをしますから、屋外スポーツのように雨が続くと思いっきり体を動かせない、ということはありません。そして、コツコツと地道にレッスンをおこない、バランスよく身体能力を高めていくので、体力を付けたい男の子に向いています。
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バレエ男子は心もすてきになります!
クラシックバレエは女の子が圧倒的に多いのですが、じわじわと男の子も増えています。その理由は、これまで説明したように体によいことがあるからですが、実は、女の子が多いことや地道なレッスンを続けることで、心にもよいことがあるんですよ。
集中力が身に付いて、生活にメリハリが!
激しい動きや地道なレッスンをくり返すことで、集中力が身に付いてきます。男性バレエダンサーは、女性バレエダンサーと一緒に踊る時、持ち上げたり、支えたりします。それには体を鍛えておくのはもちろん、呼吸を合わせないと大けがにつながりますから、集中して踊ることが必要なのです。こうした集中力を身に付けることは、子どもにとって、勉強や学校生活に大いにいかしていけます。
バレエで表現することは想像力を高める
有名な演目、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、「眠りの森の美女」をご存じですか?これらには、さまざまな役柄が登場します。クラシックバレエではこれら登場人物になり、それぞれどんな気持ちなのか考える想像力が必要です。そのために、日々のレッスンでは、感情を表現したり、想像力を豊かにしたりする練習もするんですよ。こうしたことの積み重ねは、きっとふだんの生活の中でも、人の気持ちや物事の見通しを考える力につながっていくことでしょう。
厳しいレッスンで精神力も身に付く
クラシックバレエのレッスンは地味でとても厳しいものです。華やかな舞台を目指し、つらいレッスンにも耐えていきます。こうしたことに子どもの頃から触れていると、簡単にあきらめることなく、やり遂げるようになります。特に男性バレエダンサーはひとつの作品の中で重要な役どころを担うことが多いので、小さな頃からレッスンを続けると、精神力が養われ、忍耐強い男の子になっていくことでしょう。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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