保育園で使うお食事エプロンは、ビニール製のものが多く洗濯が大変ですよね。食後にぬれたおしぼりやお食事エプロンは保管も大変なので、困っているお母さんも多いはず。今回は、お食事エプロンの黒カビや臭いの改善方法をご紹介します。
お食事エプロンに黒カビが生える理由
お食事エプロンの黒カビや臭いは、雑菌が原因です。雑菌が増殖していると腐敗臭がします。雑菌が増えすぎると黒カビが生えてしまうので、しっかりとしたケアが必要になります。黒カビや雑菌は普通に洗濯をしただけでは落ちないことを知っていますか。
汚れたら新しいものに変えると言うのは経済的ではないので、お食事エプロンをできるだけ長く使うために洗濯や保管方法に工夫が必要なのです。
汚れもの袋にひとまとめにされる
保育園では、園内で汚れたものをひとつにまとめて返してくれることがあります。お食事エプロンは食べこぼしがついた状態、手を拭くためのおしぼりは水分100%、汚れたTシャツなどもひとまとめにされてしまうので、どうしても雑菌や黒カビの原因になってしまうのです。特に夏場などは湿気も多いため雑菌や黒カビが増殖し放題で、多くのお母さんたちを困らせてきた問題です。
アルコールで拭いても落ちない!
黒カビや雑菌は、アルコール消毒で消えることが多いのですが、お食事エプロンはプラスチック製なのでアルコール消毒だけでは完全に菌を殺菌することができないのです。そのため、洗濯をした後にアルコールで拭いてもあまりよい効果を得ることはできません。アルコールに浸すことで雑菌や黒カビを落とすことができますが、こちらも金銭的な負担が大きくなってしまいます。
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お食事エプロンの洗濯の仕方
普通に洗うだけでは落ちない頑固な黒カビや雑菌。洗濯をする前につけおきすることも黒カビや雑菌を洗濯することができますが、他の洗濯物にカビや臭いが移る可能性もあります。洗濯する前に洗剤につけおきすることは大切ですが、その前にいくつか手順を踏みましょう。
熱湯につける
黒カビや雑菌は、熱湯につけるのが効果的です。本来は湯煎(ゆせん)するのが良いのですが、毎日子どもの洋服やお食事エプロンを湯煎するのは大変なので、バケツなどに洋服を入れて、その中に熱湯を入れる方法がおすすめです。熱湯につけて冷めるまでつけておくと、その熱で黒カビや雑菌を殺菌することができます。
お湯が冷めたらよくすすいでから洗濯機に入れましょう。洗剤につけおきしてから洗えば臭いも黒カビも解消されます。
天日干しも効果的
子どもはお食事エプロンを毎日汚してくるので、洗濯が大変だと思います。その日のうちに洗って、天日干しをできるようにすることも大切です。太陽の光でしっかり乾かすことで、黒カビが生えにくい環境を作ることができます。
漂白剤の効果は?
アルコール消毒では、お食事エプロンの隙間の辺りに雑菌が残ってしまうため、消毒した後も雑菌や黒カビが残ってしまいました。漂白剤につけておけば、奥まで浸透するので黒カビや雑菌を残すことなく洗うことができます。しかし、子どもの食事のときに使うものなので、毎日漂白剤をつけるのは身体によくないと言われているので、長期休みの前などに使うと良いでしょう。
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20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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