赤ちゃんを育てていると、うつぶせの状態で泣いている場面に遭遇することがあります。初めて見たときは、うつぶせで泣いている状況にわけがわからず戸惑ってしまうこともあると思いますが、実は寝返りをうって、うつぶせから戻れない状態でいるのです。赤ちゃんが寝返りをうまくうてない場合の対処法・練習方法をご紹介します。
赤ちゃんはいつ頃から寝返りをうつの?
赤ちゃんは成長とともに体を自分で自由に動かせるようになってきます。手、足、首と動かせるようになってから、寝返りをうてるようになります。寝返りをうてるようになると、うつぶせの状態から戻れずに泣くということが増えます。そもそも、寝返りがうてるようになるのはいつ頃なのでしょうか。
生後6ヵ月から寝返りをすることが多い
赤ちゃんが寝返りをうてるようになるのは、だいたい生後6ヵ月の頃です。早い子は生後2~3ヵ月でできるようになりますし、遅い子は6ヵ月過ぎてもできないと個人差が出てきます。体の大きさや成長の速度によってしまうので、6ヵ月過ぎても寝返りをうたないからといって焦ることはありません。首が座り始めて、体を左右に揺らせるようになったらできるようになります。
赤ちゃんのうつぶせはリスクが高い!
自分で寝返りをうったときに頭をぶつけたり、布団から落ちて床に頭をぶつけてしまったりなどのリスクが増えます。首がすわってきて、寝返りをうてるようになってきたら障害物を近くに置かないようにして、あまり目を離さないようにすることも大切です。早い段階で寝返りをうてるようになった場合は、うつぶせの状態で窒息してしまうこともあるので注意が必要です。
赤ちゃんが寝返りをうてるようになったときの注意点
赤ちゃんはまだ自分で自由に体を動かすことができないため、寝返りをうったあとに元の体勢に戻れないときがあります。赤ちゃんが大声で泣いてしまうということも。初めてのときはなぜ泣いているかわからずに戸惑ってしまいますよね。こんなときは、寝返りをうっても戻れずに泣いている可能性があることを頭に入れておきましょう。泣いているのをそのままにせずに様子を見てあげることが大切です。
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赤ちゃんの泣く理由とその対処法は?
仰向けからうつぶせになると、うつぶせから仰向けになる寝返り。大人はどちらが楽というのはないかもしれませんが、赤ちゃんにとってはうつぶせから仰向けになるほうが難しいのです。そのため、元の体勢に戻れずに泣いてしまうのです。
泣くのは「起こして」「戻して」の意味
赤ちゃんの寝返りは足を横に動かして行います。うつぶせの状態から足をひねるのが難しいと、そのままの体勢になってしまい赤ちゃんは泣いてしまうのです。大声で泣くことが多く戸惑いますが、うつぶせで泣いているときの多くは「起こして」「戻して」とアピールするために泣いているのです。その変化に気づいてあげましょう!
うつぶせから戻れないで泣いているときの対処法
赤ちゃんがうつぶせで戻れずに泣いていることが何回か続くことがあります。そのたびに泣いている赤ちゃんを見て、どのように対処すればよいか迷ってしまいます。正しい対処法は、泣くたびに起こしてあげることです。赤ちゃんに寝返りをうつことは怖くはないのだと教えてあげることになるので、助けてあげるようにしましょう。
片方しか寝返りがうてない赤ちゃんは練習が必要
うつぶせで泣いてしまう子供は、片方でしか寝返りがうてないことが多いです。泣いているときは助けてあげることが大切ですが、いずれは自分でできるように練習をする必要もあります。成長するとともに筋肉などの発達で寝返りがうちやすくなりますが、サポートしながら練習することも大切です。次に、練習方法をご紹介します。
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20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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