3歳から保育園に入れるメリット
3歳で保育園に入れることにはデメリットもありますが、もちろんメリットもあります。
保育料がかからない
3歳からは、すべての保育園で利用料金がかかりません。保育園では満3歳になった日の次の4月1日から無償化が適用されるため、4月1日時点で3歳の場合は無償となります。2歳児までに入園した場合は月に平均約2万円の保育料が必要なので、3歳からの入園の方が経済的だということがわかります。
体が丈夫になっている
0歳や1歳で入園する子どもと比べて3歳ともなると、体も大きく成長し丈夫になっています。それまで自宅保育だったとしても、数回は風邪などの病気にかかったこともあるでしょう。3歳になるころには、免疫力もかなり高くなっています。そのため集団生活が始まっても、そこまで頻繁に病気で休まないかもしれません。
また感染症によっては、低年齢であるほど重症化のリスクが高いものもありますが、入園時にすでに3歳になっていればあまり心配せずに済みますね。
3歳まで子どもと2人の時間をたっぷり過ごせる
3歳で初めて保育園に入れるということは、それまでは親子水入らずの時間が過ごせるということです。それは子どもにとってはもちろん、親にとっても嬉しいことではないでしょうか。
また子どもが他者との愛着関係を築くのは、3歳ごろまでだと言われています。3歳になるまでに親が子どもとたくさんふれあうことで、健全な愛着形成ができるでしょう。愛着形成は子どもの自己肯定感や自立につながる大切な親子の絆なので、意識してあげたいポイントですね。
おわりに
3歳から保育園に入ることがなぜ遅いと思われているのか、そして3歳入園のメリットとデメリットをまとめました。保育園に入る子どものほとんどが3歳までに入園することは事実ですが、3歳で入園するからこそのメリットもあります。デメリットの中で最初の難関となるのは、入るのが難しいということですが、自治体によって状況はさまざま。
まずはお住まいの自治体における、待機児童の状況などについて調べてみては。保育園にいつから通わせるかを決めるのは親です。周りの意見に振り回されず、家庭の状況に合わせて柔軟に対応しましょう。
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こどもが生まれてから幼児教育や知育にハマり、毎日2人の娘と知育を楽しむ主婦です。本業もこなしながらライティングやWebサイト運営もしています。子育て・仕事・こどもの教育・自分時間を大切にしたライフスタイルに憧れ、隙間時間に時間の使い方やライフワークバランスについて勉強中です。
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