子どもを保育園に預けようと思った時に、保育園の雰囲気はとても重要な選ぶポイントになりますよね。子どもを安心して預けておける保育園かどうかは、部外者だからこそ分かる部分をチェックする事も重要です。今回は、保育園を選ぶ際にポイントとなる雰囲気や、チェックしておきたい部分などについてご紹介します。
保育園の雰囲気は先生を見ると良い?
保育園の雰囲気は、在籍している先生によっても大きく異なります。いくら設備が良い保育園でも、実際に子どもと接してくれる先生が良くないと、自然と保育園の雰囲気も悪くなってしまいます。ここでは、先生のどの部分を見たら良いのかをお伝えしましょう。
先生の年齢や経験などをチェックする
子どもと一緒に遊んでくれる先生は、若い方が良いと思いがちですが、保育園ではいつどんなアクシデントが起こるか分かりません。そのような時に、慌てず対処できるような雰囲気のベテラン先生がいるかどうかで、安心感のある雰囲気というのは伝わります。
このように、保育園にいる先生の年齢層や経験年数などもチェック項目に入れておくと良いでしょう。
先生の服装や髪型は保育園にふさわしいか
保育園によっては、先生の服装や髪型が細かく定められている所もありますが、自由な保育園の場合はそのまま保育園の雰囲気となって、まわりから見られるようになります。先生の服装や髪型が、あまりにだらしなかったり、逆に派手過ぎる場合は、子どもに良い見本となれるか疑問が湧きますよね。
プロ意識を持って保育をしてくれているかも、チェック項目として重要です。
子どもと接する先生の人数は足りているか
認可保育園の場合は、子どもの人数に応じて必要な保育士の人数が決まっていますが、混合保育などではこの通りではない場合もあります。そうした場合、人手が足りていなかったり、先生の余裕がない雰囲気が感じられることもあるので、子どもを預けようか検討している時には、その点もチェック項目にしましょう。
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保護者が避けたい保育園の雰囲気とは?
次に、保護者が避けたいと感じる保育園の雰囲気についても、ご紹介していきたいと思います。実際に、保育園を選んだ事のある保護者の口コミから、どのような雰囲気の保育園は避けたいと思ったのかを見ていきましょう。
保育士の疲労感が感じられる
まず1つ目は、人手不足によって保育士の疲労感が伝わってくるという場合です。子どもたちが昼寝をしている際の見守り時などは、保育体制が出やすいと言えます。
また、少ない人数の保育士で、たくさんの子どもを見ている場合、食事の食べさせ方が雑だったり、機械的なコミュニケーションになっている雰囲気も感じられるでしょう。こうした雰囲気は、保護者からすると避けたいと思う保育園に入るようですね。
物が雑然と置かれている保育環境
子どもたちが過ごす場所は、おもちゃがあったり、子どもが興味を持つような環境が好ましいと言えます。
しかし、保育者の都合のいいような物の配置になっていたり、ただ物が雑然と置かれただけの空間では、子どもが楽しく過ごせるとは思えません。このような雰囲気の保育園も、保護者からすると避けたい保育園に入ります。
子どもたちが楽しそうではない雰囲気
これは、保育園を決める際に、一番の見るべきポイントだと言っても良いかもしれません。自分の子どもが通うとなれば、出来るだけ楽しく過ごしてほしいものです。
そのために、事前に見学に行った際、すでに通っている子どもたちが楽しそうな雰囲気でなければ、不安が出てきます。保護者が迎えに来ても、まだまだ遊び足りないという雰囲気がある保育園の方が安心なので、チェック項目として重要です。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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