小さな子どもがいる共働きのご夫婦。夜ご飯はどうするか日々、頭を悩ませていませんか?
お互い働いていると買い出しも料理も負担ですよね。夫婦で分担するはずだったのに、気づけばママばかりが料理している場合もあるでしょう。時には夫婦喧嘩の原因にもなる夜ご飯の問題。この記事では、そんな夕食の支度をスムーズにするための対応策をご紹介します!
妻ばかりが料理している!?共働き夫婦の夜ご飯事情
子どもがいると、毎日の家事育児が大変ですよね。数ある家事の中でも、多くのママ達を悩ませるのが「夜ご飯」。特にママも働いている共働きの家庭では毎日の夕食をいつ、どちらが作るかが問題です。「悩んでるのはウチだけ?」「他の家ではどうしてるんだろう」と疑問に思った方。そんなお悩みは決して珍しくないようですよ。
共働きのここが悩み!夜ご飯が大問題
定番メニューで回していける朝ごはん。子どもは給食、親は外食でまかなえる昼ご飯。この二つはいいとして、問題なのが夜ご飯です。共働きの家庭にとっては唯一、家族で落ち着いて食事ができるタイミングでしょうか。一日疲れて帰ってきた夜ご飯は、身体に良い物を味わって食べたい。…という理想はありつつも、毎日のこととなると支度も大変ですよね。
夕食作りは普通に作ったら1時間、スピーディーに仕上げても30分ほどはかかるでしょうか。時間も労力もかかります。共働きなのに、気づけばママばかりが担当している家庭も多いようです。「お惣菜や冷凍食品に頼っている」という声も全く珍しくありません。
在宅時間が増えてご飯作りの負担もアップ
夫婦の家事分担について、リンナイが実施した調査があります。これによると、『コロナ禍で男性の育児時間は約3時間、家事時間は約2時間に増加』『在宅時間の増加によって、家事の分担をするようになった方は約6割』とのこと。以前と比べて家のことに割く時間が伸びています。…と、これだけ見ると喜ばしい結果なのですが、気になるのは女性側の数字です。
在宅時間が伸びたことで、もともと家事育児の負担が大きかった妻たちの稼働時間はさらに増え、今では1日15時間以上を費やすことに。中でも妻側の負担で真っ先に挙げられたのが「料理」でした。女性の89.6%が料理の負担増と回答しています。
合わせて読みたい
共働き夫婦の「夜ご飯対策・料理編」!手早く作る段取りのコツ3選
以前はパパが夜に飲み会の日は、子どもと自分用に簡単なメニューで済ませていた。それがステイホームの影響で、家族そろって家ご飯。家族の時間が増えたのは嬉しいけれど、ママの料理の負担は上昇中です。夜ご飯作りに悩む共働きのご夫婦へ。料理を時短するための方法を3つご紹介します。
スチーマーやタッパでレンチン調理
コンロを使わずレンジ加熱のみで仕上げる料理は、いくつかレパートリーを持っておきたい。大き目のシリコンスチーマーを使えば、メイン料理も作れます。
たとえば一口大に切ったお肉と野菜を蒸してソースを絡めたり。レンジ可の鍋を入手すれば、煮込み料理や寄せ鍋も作れる。うどんを投入すれば子どもも食べやすく、洗い物も少なくすみますよ。
意外にレパートリーが多い!炊飯器調理
炊飯器をご飯専用にしていませんか?スイッチ一つで具材をじっくり加熱してくれる炊飯器。お米だけでなく根菜類や鶏肉なども柔らかく煮てくれます。手羽元のトマト煮込みや野菜たっぷりのポトフなどなど。主食はストックご飯をレンジで温めても良いですし、パンを添えて洋食献立にすると子どもウケも上々です。
自動調理鍋で煮物を予約調理!
自動調理鍋とは、炊飯器のような感覚で使える電気鍋です。材料を投入してスイッチ一つで煮込み料理が作れます。
たとえばシチューなら、人参、玉ねぎ、鶏肉といった具材を切って投入。調味料や市販のルーを一緒に入れておきます。予約設定をしておけば、夜にはトロトロのシチューが完成。上段・下段で分けられる製品なら、付け合わせの野菜も同時調理。特に煮物が恋しくなる冬場の夜ご飯に、この自動調理鍋が大活躍します。具材が柔らかくなるので、小さな子どもも食べやすくおススメです。
合わせて読みたい
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。