子どもを幼稚園に入れたいと考えているのであれば、早い段階から願書の配布時期や書き方などを知っておきたいですよね。できれば幼稚園とも良好な関係を築いておけるよう、好印象を与えられる願書を作成したいもの。今回は、幼稚園の願書を用意するにあたり、配布・提出時期や書き方のポイントなどをご紹介していきます。
幼稚園の願書提出に関する主な流れ
幼稚園の願書にまつわる主な流れは、どういったものでしょうか?ここで、配布時期や提出時期などについて見ていきましょう。
配布時期は?
幼稚園では、地域差も若干ありますが6~9月頃に見学会、9~10月頃に説明会、10月前後に願書の配布という流れになっています。説明会を聞いて、「ここがいい!」となったら、願書配布日を確認しておいて取りに行くという形が多いようです。
幼稚園によっては、説明会と同時に配布というケースもあり、事前に前年度の様子を確認しておくといいでしょう。説明会は願書についてや面接の日程・内容などの案内もあり、入園を検討しているのであればまずは説明会へ参加することは欠かせません。
提出時期は?
提出時期は幼稚園によって異なりますが、おおむね10~11月頃です。その後10~12月頃に書類選考や面接選考が実施され、入園が決まる流れになります。提出時期は、配布の段階でお知らせしてもらえるはずなので、忘れないように覚えておけば大丈夫でしょう。
配布されてから提出までは、それほど長い期間があるわけではありません。また、園の中にはインターネットで申し込みを行うところも増えてきました。事前に調べておくと、スムーズに取りかかれるのではないでしょうか。
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幼稚園の願書。書き方のポイント
幼稚園の願書を作成するうえで、どうやって書いたらいいのか書き方のコツを押さえておくことは、入園可否にも影響してくる可能性大です。ここでは、願書の書き方のポイントについてご紹介していきます。
言葉遣いは細心の注意を
言葉遣いには配慮しましょう。やや硬めの文章に整えておき、です・ます調に統一します。文章にはそれぞれ個人のくせが出やすいもの。ママが書いたものをパパが読んだり、その逆だったり、ひとりで書いてそのまま提出することは避けるといいでしょう。
パパ・ママ以外でもいいので、誰か第三者に読んでもらうのがベストです。もし習い事などをしているのであれば、先生など、文章に関してある程度慣れている方にチェックしてもらうのがおすすめです。
志望動機は幼稚園の教育方針を把握したうえで記入
志望動機については、その幼稚園の教育方針に魅力を感じて入園希望しているケースが多いもの。そのため、パンフレットなどをよく見て、教育方針を把握したうえで志望動機を記載するといいでしょう。
例えば幼稚園の教育方針や特色とは真逆のことを希望している場合、園側からも「どこがよくて入園希望しているのか?」と疑問に思われる可能性があります。お互いの気持ちが一致していること、共感していることがうまく伝わるように記載するといいですね。
子どもの様子は背伸びし過ぎずに記載する
子どもの様子などについても、細かく願書に記載する園もあります。これは入園考査とも呼ばれ、子どもの長所や短所、得意不得意や性格などを記載するケースが多いです。何となく、「他の子はできているのにうちの子ができていないと、入園できないのでは?」と不安に感じてしまうママもいるのではないでしょうか?
これは決して「よくできる」から入園できるというものではありません。そのため、子どもに無理をさせ過ぎず、背伸びし過ぎないように記載しておきましょう。お絵かきや文字が書けるなど、得意な分野もあるでしょうが、「お友だちが泣いているとどうしたのか聞いてあげられる子どもです」など、ほんのちょっとしたことでも大丈夫ですので、率直に書けるといいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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