小さな子どもの習い事に不可欠な、親の送迎。しかし、共働きで時間がない、小さい兄弟がいる、車を運転できないなど、習い事の送迎方法に悩む方も多いようです。小学校入学と同時に一人で出歩くことが増える子どもたち。果たして、習い事に一人で通えるのはいつからなのでしょうか?送迎なしでも続けられる工夫をまとめてみました。
子ども一人でも通いやすい習い事を選ぶ
幼児から通っている習い事に小学生になっても続ける可能性がある場合は、一人で通うことも想定した場所の習い事を選ぶと良いでしょう。小さい時にお母さんとずっと一緒に通っていた道のりであれば、小学校低学年なれば意外とすんなり一人で通うことができるようになる子もいるかもしれませんね。
近所にあるお教室をチェックしてみる
小学校の学区圏内の習い事は、一人でも通いやすい場所の目安になります。お目当ての習い事は、近いお教室から順番に見学していくことをおすすめします。また、先生の人柄はもちろん、先生との連絡手段などもチェックしておくと安心です。近所とはいえ、一人で出歩くのが心配であれば、キッズケータイやGPSなどを持ち歩かせることも検討しましょう。初めのうちは何度か一緒に通い、次は途中まで見送るなど、徐々に一人で歩く距離をのばしていき、子どもに自信を持たせてあげることも大切です。
公共の乗り物で通いやすい場所を選ぶ
近所に行きたい習い事がない場合は、バスなどの公共の乗り物で通えるお教室もおすすめです。自宅の最寄りの駅やバス停から行ける場所であれば、小学生が一人で通うことも難しくありません。この場合も徒歩で通う時と同様に、途中まで一緒に行き、一人での道のりを徐々にのばしてあげて、最終的に自分だけで通えるようにしてあげると良いでしょう。また、バスや電車、地下鉄の乗り方はもちろん、乗車マナーを教えることも忘れてはいけません。
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習い事への送迎サービスを利用する
子ども一人で通わせるのが心配、どうしても一人で通える距離ではない、送りはできないけどお迎えならできるなど、さまざまな理由に合わせた送迎サービスも大変便利です。近くに送迎サービスがないか調べてみましょう。
ファミリーサポートやシッターさんへ依頼
自治体などが子育て支援の一環で行っている「ファミリーサポート」や、民間の「ベビーシッター」などのサービスを利用して、習い事の送迎をお願いしてしまうという方法もあります。特に、共働きで平日に習い事の送り迎えができないご家庭には、強い味方となってくれるでしょう。自治体の「ファミリーサポート」なら、低価格で利用できます。送迎だけでなくさまざまなサービスを希望するなら、さまざまなサービスを展開する「ベビーシッター」を比較して自分たちにぴったり合ったものを見つけると良いですね。
タクシーの送迎サービスを検討してみる
タクシー会社によっては、子どもの送迎サービスを行っている場合もあります。公共の乗り物では行きにくい場所へ通う場合は、運転のプロにおまかせできると安心です。通常のタクシー料金で利用できる会社や、時間料金で利用できる会社など、利用料はそれぞれで違います。また、運転手さんがお教室の先生に子どもを直接引き渡してくれるなど、手厚いサービスもあります。地元のタクシー会社に「キッズタクシー」や「子育てタクシー」などのサービスがないか、調べてみましょう。
学童に送迎をまるごと依頼する
小学生の子どもなら民間の学童保育で送迎をお願いすることもできます。小学校や習い事までのお迎え、学童から習い事まで、学童スタッフが付き添う送迎サービスです。料金は発生しますが大人が同伴してくれるので子どもの安全が確保されます。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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