子育てのためにと思い、時短勤務をするママ。なかにはパート掛け持ちでアグレッシブにまい進するママも!ダブルワークは、やりたい仕事がいくつかある場合にはぴったりの働き方で、収入アップも期待できます。しかし、注意しておきたいポイントも。
今回は、ダブルワークをするうえであらかじめ押さえておきたい注意点をご紹介します。
パートを掛け持ち!メリット・デメリット
パートを掛け持ちする場合、さまざまなメリット・デメリットが考えられます。ここでは、それぞれについていくつか例を挙げてみていきましょう。
メリット
一つの仕事では収入が心もとない場合、毎月安定した収入を得るには大きなメリットです。また短時間しか働けないような仕事に就いている場合、複数の仕事をこなし時間を効率よく使うことができるのもダブルワークならではの魅力。
今後別の仕事にチャレンジしてみたい場合、未経験から少しずつ新しい仕事をはじめるのにもパートの掛け持ちは最適。複数の仕事をこなすことで自分のスキルが増えて多様化し、キャリアアップや人脈づくりにも効果的でしょう。
デメリット
短時間で働ける職場もありますが、それほど多くはありません。また、掛け持ちすることで思った以上に心身への負担が大きくなり、体調不良に陥ってしまうケースもあります。この場合、収入やキャリアよりも自分の生活をうまく調整することが急務です。
さらに、就業先によってはダブルワークを禁止としている場合もあります。近年では政府が副業容認の姿勢を示していることもあり、以前に比べるとダブルワークを解禁している企業も増えています。ただし企業によっては、求人の条件などに「ダブルワーク禁止」と明記されているケースも考えられるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。
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パートを掛け持ちしやすい仕事は?
パートを掛け持ちするには、ある程度の勤務時間が必要です。例えばどんな職種だとパートを掛け持ちしやすいでしょうか?ここでいくつか例を挙げてみていきましょう。
内職系
自宅ですき間時間にできる内職系の仕事は、日中以外でもできるのでダブルワークがしやすい仕事です。例えばシール貼りや雑貨を作ってネット販売、パソコンスキルを使ってテープ起こしやデータ入力なども夜などの時間を有効活用してやりやすいでしょう。
現在ではインターネットを使ってさまざまな働き方ができるため、在宅で内職できる仕事もたくさんあります。
週2~3日・1日2~3時間の勤務が可能な職場
飲食系・接客系など、時短勤務が可能な職場も増えています。例えば日中の数時間は飲食系スタッフとして働き、夜間は内職系など、時間をやりくりすれば手軽にパートを掛け持ちできるはず。また、週2日程度の職場を二つ掛け持ちして週5日程度働くという働き方も考えられます。
平日のみ・土日のみの仕事
主に平日中心の仕事と、土日のみの仕事を掛け持ちするのもいいでしょう。例えば土日限定だと、イベント関連のスタッフや試食販売など、1日拘束でがっつり働ける仕事もあります。ただし、1日拘束の仕事をいくつもこなすと体力的な心配もあるため、1カ月で数回など自分のなかで限度を決めて働くことが望ましいです。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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