子どもが小学校で使用する鍵盤ハーモニカを持ち運ぶのに「鍵盤ハーモニカケース」があると便利です。鍵盤ハーモニカケースは形がシンプルで、作り方も簡単。ミシンさえあれば、ソーイング初心者さんでも気軽に作ることができます。子どもが好きな色やキャラクターの生地で作れば、喜んでくれること間違いなし!今回は、鍵盤ハーモニカケースの材料と作り方をご説明します!
鍵盤ハーモニカケースとは?手作りすべきか?
鍵盤ハーモニカケースとは、鍵盤ハーモニカを入れる布製の袋です。鍵盤ハーモニカバッグとも呼ばれます。小学校への入学後、音楽の授業で使用される鍵盤ハーモニカ。正式には「鍵盤ハーモニカ」と呼ばれるこの楽器は、低学年を中心に、場合によっては小4年生以上の高学年になっても使用する機会があります。
鍵盤ハーモニカケースは必要?活用法は
特に低学年のうちは出番が多い鍵盤ハーモニカ。日頃の収納用として、移動用として、鍵盤ハーモニカケースを使う子どもが多いと聞きます。鍵盤ハーモニカに元々付属しているプラスチック製のケースには持ち手がついていますが、素材が固く、子どもの手では持ちにくいですよね。また、学校指定で色が決まっていることも多く、嫌いな色だと子どものテンションも下がってしまいます。
布製の鍵盤ハーモニカケースなら手が痛くなりにくく安心で、デザインもさまざま。さらに、ちょっとした小物も一緒に収納でき、何かと便利なアイテムなのです。
鍵盤ハーモニカケースは簡単に作れる!
「手作り」と聞いて手間がかかりそうな印象を持った人もいるかもしれません。しかし、鍵盤ハーモニカケースは長方形のシンプルな形で、「直線縫い」のみで作れます。つまり、ミシンで生地をまっすぐ縫っていくだけ。日頃からミシンを頻繁に使う人ならものの30分ほど、あまり手作りをしないという人でも1、2時間もあれば作れます。
鍵盤ハーモニカケースのデザインはバリエーションが豊富。ハンドクラフトがお好きなら、裏地やフタをつけたりしても楽しいですね。一番シンプルな作り方では裏地をつけず、一枚布に市販のテープで持ち手を作ります。初心者の人や時間があまりとれない人は、この基本の作り方にチャレンジしてみましょう!
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鍵盤ハーモニカケースの作り方・準備編
鍵盤ハーモニカケースを作ろう!と決めたら、まずは材料を準備。基本の作り方の場合、生地と持ち手のテープさえ購入すれば、あとは自宅にあるミシンと糸で作れます。ただし、肝心な生地選びには時間がかかるかもしれません。キャラクターものなど、人気の生地は進学シーズンになると売り切れてしまうこともあります。できるだけ早めに準備したいものですね。
鍵盤ハーモニカケースの材料と使用する道具
必要な材料と道具は以下の通りです。
材料
必要な道具
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重要なのは何と言っても生地選び。今回の作り方では裏地をつけないため、厚みがあって丈夫なキルティング生地を使用します。また、本体を切り返しのない一枚布で作るため、上下を問わない柄にしましょう。手芸用の布の多くは、上下どちらからみても柄が不自然にならないようデザインされていますが、中には逆さまにできない生地もあるため、要注意です。
かわいい・子どもが喜ぶデザインに仕上げるには?
せっかく手作りするなら、かわいく仕上げたいですよね。かわいいデザインにするためには、生地とテープの配色が重要です。ブルー系の本体にイエローの持ち手、あるいは、グリーン系の本体にピンクやオレンジの持ち手など、配色を工夫すればオシャレな印象に。完成後に、ワッペンやネームをつけてもかわいいですね。
男の子の場合は、ブルー系や黒などを同系色でまとめるのもおすすめ。学年が上がっても使えるように、やや大人っぽいデザインの生地を選ぶのがポイントです。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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