赤ちゃんのお座りが安定していない時期は、なんでもないときにグラッとしてしまい、後頭部をゴツン!とすごい勢いでぶつけることがあります。赤ちゃんもびっくりして大きな声で泣くし、ママもぶつけた勢いと赤ちゃんの泣き声に不安になってしまうものです。そんなお座りが安定しない赤ちゃんの頭を守る三つのことをご紹介します。
焦らないで注意しながらお座りを見守ろう
赤ちゃんはある日突然、お座りができるようになるのではありません。成長の過程で、少しずつ骨や筋肉が発達しながら、お座りができるようになり安定もしていきます。また、赤ちゃんによって上手になる時期もさまざまです。お座りが安定しない時期に気を付けたいポイントをまとめました。
お座りが安定するのは7~8カ月ごろ、個人差もある
育児書や育児サイトなどをみていくと、6カ月ごろから腰を支えられるようになりお座りするようになると記してあります。しかし、腰でしっかりと体が支えられるようになり、お座りが安定するのは7~8カ月になってからです。もちろん、これには個人差がありますから、月齢だけにこだわらず、赤ちゃんの様子をよくみるようにしてください。
練習なんて必要なし!無理をさせないで
早くお座りをさせたいから、安定させたいからとお座りを練習させる必要はありません。赤ちゃんは頭が大きく、腰回りの骨や筋肉も未発達です。無理にお座りをさせると腰に負担がかかり、それこそ後頭部をゴツン!となってしまいます。ちゃんと骨や筋肉が発達すれば、お座りできるようになるので、練習をしたり、無理をさせたりしないようにしましょう。
お座りから目を離さないようにしましょう
お座りが少しできるようになると、ちょっとだけならと、ついつい目を離してしまうこともあるでしょう。でも、油断は禁物です。うまく座っていると思ったら、次の瞬間、ゴツン!ということも…。また、お座りが安定しない時期は、後ろだけでなく、あらゆる方向に倒れてしまいますから、できるだけ目を離さないようにしてあげてください。
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お座りを安定させるグッズを活用しよう
お座りが安定しない時期にゴツン!を防ぐ対策として、お座りグッズなどを使うのもひとつの方法です。子育ての先輩ママたちはいろいろなグッズを駆使して、ゴツン!対策をしています。安心便利なお座りグッズなどをご紹介します。
すぐにまねできそう!クッションを使ってみよう!
手軽ですぐにまねできるのが、クッションを使う、ゴツン!対策です。家にあるクッションを赤ちゃんがお座りする周りに置いて、倒れても大丈夫なように予防しているママはたくさんいます。授乳用のクッションを赤ちゃんのお尻のところに置いて、すっぽりはまるような格好で使ったというママもいます。お座りが安定するまでの短い間に必要なだけなので、クッションを使う方法はお財布にもやさしいですね。
ベビーチェアを使って、ゴツン!を防止
赤ちゃんが倒れないように、しっかりと体を支えるしくみのベビーチェアが販売されています。布製のものや空気を入れるもの、ポリウレタンのものなど、商品によってしくみや素材はそれぞれですが、これらを使うのもゴツン!を防ぐのには有効です。成長するにつれて形を変え長い期間使えるものや、お座りが安定しない間だけ使い、簡単に片づけられるようなものなどがありますから、環境に合わせて選ぶと良いでしょう。
衣類をリサイクルして手作りする人も
スパッツやレギンスなどママのお古にタオルなどを詰めて、足先側を結んで、自分でお座りグッズを作る人もいるそうですよ。いいアイデアですね。市販のお座りクッションの形などをまねて、赤ちゃんの体にフィットするサイズや形にしています。お座りが安定する少しの間なら、いっそのこと、自分で作るというのも良い方法ですね。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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