妊娠中は身体的な変化だけでなく、精神的にも不安定になりがちですね。そんな中、家族や周りの人たちからかけられる何気ない一言にとても傷つくことがあります。妊婦さんが言われたくないけれど周りの人に言われがちな一言、どんな言葉があるのでしょうか。妊娠中の方も、身近に妊婦さんがいる方も、参考にしてみてください。
つわりや体調不良に関するひとこと
よく「妊娠は病気ではない」と言われますが、本来は「産まないことには体のつらさは終わらないから、無理しないように、また、させないように」という意味で使われます。妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりでひどく体調を崩す方もいますが、人によってその程度はさまざまです。
個人差があるから他の人のつわりと比べないで
「あの人の奥さん、つわりは全然なかったから気のせいじゃない?」「ちょっと大げさなんじゃない?」「私は妊娠中でもバリバリ働いてたよ」なんて、つわりのつらさがわからない男性や、女性でも自分はつわりがほとんどなかった人から言われるとつらいですね。つわりには個人差が大きく、理解できないこともあるかもしれませんが、体がつらい時に言われると傷つきます。
体がつらいのに、サボっていると言われる
つわりや体調不良、また切迫早産などで安静にしているのに「俺は仕事で大変なのに、毎日家にいてゴロゴロできるなんてうらやましい。」「毎日何をやってるの?」などと、仕事をしていないことを責められるのは、とてもつらいものです。好きに動いたり仕事をできるならしたいのに!と、イライラしたり悲しい気持ちになってしまったりしてしまいますね。
家事手抜きじゃなくて、できないんです
「家にいるのに掃除できないの?」とか、つわりがひどくて料理ができないのに「最近の食事は手抜きだな」「いつつわり終わるの?(いつから自分のご飯ちゃんと作ってくれるの?)」などと言ってしまう旦那さん、いませんか?気持ち悪くて料理ができないのはもちろん、おなかを圧迫する掃除の体勢も妊婦にはつらいものがあります。
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よくある!体形の変化を指摘する一言
妊娠するとおなかが大きくなるのはもちろんのこと、だんだんと体全体に丸みが出てきて、体形が変わってきます。「出産したらダイエットしなきゃ」と考えている人も多いけれど、妊娠中は仕方のないこと。でもこんなこと、言われてしまうこともあるようです。
太ってきたのは仕方ないことなのに
「今体重何キロあるの?」「丸くなったね」「妊婦なの?デブなの?」なんて言われて傷ついた、なんてことも。通常女性には言わないような言葉も、妊婦さんには配慮がかけてしまう人もいるよう。また「まだ◯か月なんでしょ?太ったらダメじゃない?」なんて、食べづわりで大きくなってしまったおなかに向かって言われたくないですね。
おなかの大きさを周りのプレママと比べないで
「ちょっとその週にしてはおなかが大きすぎない?」「そんな小さくて大丈夫?」「◯か月なのにその大きさなの?」などと、他のママとおなかの大きさを比べられるのもつらいもの。赤ちゃんの成長にも母体の変化にも、個人差があるものです。ただでさえいろいろなことに神経質になっているママの不安をあおるような発言は、控えたほうがいいですね。
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音楽・ガーデニング・おいしいものが大好き主婦です。
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