ふわふわしていてとても可愛らしい赤ちゃんの髪。ある一定の時期になると赤ちゃんの髪が逆立ってきます。ヘアセットをしたのでも、寝癖がついているのでもないのにどうして・・・もしかしたら、皆さんの中にもこのような悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。今回は赤ちゃんの髪が逆立つ原因についてミルクや母乳に関係あるのか、そして上手な直し方などがあるのかをご紹介したいと思います。
赤ちゃんの髪とミルクや母乳に関する迷信
赤ちゃんの髪はどうして逆立つのでしょうか?赤ちゃんの髪が逆立つのとミルクや母乳との関係について、昔から言われていることがいくつかあります。どんなことが言われているのでしょうか。科学的な根拠はあるのでしょうか。
赤ちゃんの髪が逆立つのは母乳の質が悪いから?
昔から言われていることに、「母乳の質が悪いと赤ちゃんの髪が逆立つ」というのがあります。これは、母乳が出にくかったり、吸いにくかったりすると赤ちゃんが頑張って吸おうとして力んでしまい、髪が逆立つという理由のようです。母乳で育った子にも、ミルクで育った子にも、混合栄養で育った子にも髪が逆立つ子はいます。科学的な根拠はないので、自分を責めずに安心してください。
ミルクや母乳の飲ませすぎが原因?
同じように「ミルクや母乳を飲ませすぎると赤ちゃんの髪が逆立つ」と言われることがあります。ミルクや母乳を飲ませすぎると満腹で苦しくなるため力んでしまい髪が逆立つという理由のようです。髪が逆立つ子は、空腹になったからといって髪の逆立ちが直るわけではないものです。こちらも科学的な根拠はないので、気にしすぎることはありません。
赤ちゃんの吸う力が強いのが原因?
また「赤ちゃんの吸う力が強いと髪が逆立つ」とも言われています。実際には、赤ちゃんがいくら力んだところで髪が逆立ったりすることはないのです。昔からの迷信は私たちへの戒めや励ましの意味が含まれているものです。科学的根拠があるものではないので振り回される必要はないでしょう。自信をもって育児に取り組んでくださいね。
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赤ちゃんの髪が逆立つのは一体なぜ?
それでは赤ちゃんの髪が逆立つのは一体なぜなのでしょうか。実は、明確な原因はまだわかっていないのです。同じような環境で育った兄弟も、ミルクで育った子も母乳で育った子も、髪が逆立つ子もいれば逆立たない子もいるのです。赤ちゃんの髪が逆立つのはその子の個性と言えるのではないでしょうか。
髪の生える向きが関係して髪が逆立つ
赤ちゃんの髪が逆立つ原因として、髪の生える向きが関係していると考えられます。髪の生える向きは生まれつき決まっていて、髪が元々上向きに生えている子は髪が逆立って見えやすく、根元が寝た状態で生えている子は髪が落ち着いて見えやすいのです。髪が伸びてくると自然に落ち着いてきますので、特に心配する必要はないでしょう。
赤ちゃんの髪質が関係して髪が逆立つ
赤ちゃんの髪が逆立つ原因として、赤ちゃんの髪質が関係していると考えられています。赤ちゃんの髪はふわふわとしていて、細くて、柔らかくて、軽いものです。髪にボリュームやコシのある赤ちゃんですと、毛先に重みがないので逆立って見えやすいと言えるでしょう。成長とともに髪に重みが出てくると、逆立っていた髪も自然に落ち着いてきますよ。
静電気による影響のために髪が逆立つ
赤ちゃんの髪が逆立つ原因として、次に、静電気による影響が考えられます。赤ちゃんの髪が服や布団、シーツ等にこすれて静電気が発生すると、細くてやわらかい赤ちゃんの髪は逆立ちやすくなります。お部屋が乾燥していると特に静電気が発生しやすくなりますよね。お部屋の湿度を調整したり、静電気の発生しにくい素材の服や寝具を使ったりするとよいでしょう。
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1歳6ヶ月にして早くもイヤイヤ期に突入した息子を育てるママです。現在第2子妊活中、不妊治療頑張っています!
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