寒い冬には、暖房のきいた部屋の中で、絵本を読んだりお絵かきをしたりして、ぬくぬくと過ごすのも良いですよね。でも、寒い冬だからこそ、家の外には子どもたちの好奇心を刺激する遊びがたくさんあるのです。今回は、子どもたちの好奇心を育んでくれる、3~6歳児におすすめの外遊びを6種類、えりすぐってご紹介していきます。
おすすめの寒い冬の外遊び【準備編】
3~6歳といえば、年々語彙(ごい)も増えていき、自分と他者との違いに気付きはじめて「自我」が目覚めてくる時期です。運動能力も年齢とともに向上していき、いろいろな遊びができるようになりますよね。ぜひ、屋外で、語彙を増やしたり体を動かしたりして、楽しく遊ばせてあげましょう。
寒い冬の外遊びには万全の防寒対策をしましょう
「子どもは風の子」といいますが、いったん遊びはじめると寒さなど忘れて、遊びに熱中してしまいます。ふと気付いたら体が冷え切っていた、などということも珍しくありません。風邪ひき防止のためにも、寒い冬の外遊びには脱ぎ着しやすい上着を1枚プラスするなどして、万全の防寒対策をしてあげてください。しかし、厚着のし過ぎには要注意。かえって汗をかいてしまい、それが冷えてしまうことにもなりかねません。
寒い冬の外遊びには着替えを持って行きましょう
親がいくら服装に注意を払っていても、元気に遊びまわる子どもたちは、汗をかいてしまうものです。特に3~6歳くらいの子どもは平熱も高く、体の新陳代謝も激しいので、すぐに汗ばんでしまいます。そのまま放っておいたら、体が冷え切ってしまいますから、汗をかいた時にさっと着替えられるように、あらかじめ着替え一式を用意しておくと良いでしょう。
外遊びには水筒と傷ばんそうこうも持って行きましょう
冬場の外遊びには、水筒と傷ばんそうこうを持って行くと良いですよ。水筒の中身は、風邪予防と水分補給を兼ねて、ぬるめのお茶がおすすめです。子ども向けのノンカフェインの麦茶や低カフェインのほうじ茶など、日頃飲んでいるお茶を持って行くと良いでしょう。また、外遊びをしていると、小さな擦り傷や切り傷などを負いがちですので、傷ばんそうこうを持って行くと重宝します。
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おすすめの寒い冬の外遊び【お散歩編】
それでは、実際に寒い冬におすすめの外遊びの【お散歩編】を見ていきましょう。文字通り、お散歩しながら楽しめる外遊びです。基本的に、遊びの道具は必要ありませんので、気軽にお出掛けできることが、おすすめのポイントです。
おすすめの寒い冬の外遊び【1】言葉遊び
近所をお散歩しながら、言葉を使って、外遊びをする方法です。定番は、昔から親しまれてきた「しりとり遊び」。外にでて目にしたものをきっかけにした「しりとり遊び」は、意外と盛り上がりますよ。その他にも、ものの名前を言い当てるクイズ、ものの色を当てるクイズ、ものの形を当てるクイズなど、楽しく語彙を増やしていきましょう。
おすすめの寒い冬の外遊び【2】落ち葉拾い
イチョウやモミジなど、色とりどりの落葉樹の葉を、拾い集める遊びです。葉っぱを入れる、スーパーの買い物袋をひとつ持って行くと良いでしょう。拾い集めた落ち葉は持ち帰って、画用紙に貼って「落ち葉の貼り絵」を作ったり、落ち葉の形を利用してお絵かきしたり、いろいろな楽しみ方ができます。自分で広い集めた材料を使ってのお絵かきや工作は、楽しさも倍増ですよ。
おすすめの寒い冬の外遊び【3】どんぐり拾い
どんぐりを拾い集める遊びです。近所の公園や、雑木林などを探してみましょう。小さなかわいいどんぐり集めに、子どもたちもきっと夢中になることでしょう。「収穫する喜び」を知る、良い機会になりますよ。拾い集めたどんぐりは持ち帰って、煮沸や冷凍などの防虫処理をしてから、「コマ」に加工したり「やじろべえ」に加工したりと、楽しく工作することができますよ。
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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。
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