新生児からのチャイルドシートの義務化が実施される前、チャイルドシートの代わりに赤ちゃんをクーファンに乗せることが一般的とされていました。しかし現在では、チャイルドシートの義務化によって、クーファンの活躍は目に見えて減ったうえに、ベビーベッドや、バウンサーなど赤ちゃんを寝かせるためのものも充実しているため、クーファン自体を知らない方は多くいるのではないでしょうか。
けれど、クーファンにはクーファンならではの便利な使い方もあるのです。今回は使い方や選び方、おすすめのクーファンについてご紹介します。
クーファンとは?
そもそもクーファンとは、フランス語でカゴという意味があり、赤ちゃんを寝かせるために作られたベビー用品です。ほとんどのクーファンには持ち手が付いており、現在では室内で使用されることを想定されています。
使用時期
クーファンは生まれてから生後6カ月ぐらいまでを使用時期とされていますが、寝返りをするようになったり、クーファンのサイズが赤ちゃんには窮屈になったりなどを目安に卒業すると良いでしょう。
種類
カゴタイプ
定番の形である大きめのカゴで作られたクーファンです。柔らかめのクッションが敷かれているものや、クッションや布団は別に購入するタイプのものまであり、コンパクトに折り畳めるベビーベッドとして旅行先や帰省先で使用が可能です。
バッグタイプ
お昼寝用のマットとして広げられたり、折り畳むことでバッグにもなったりするタイプのクーファンです。カゴタイプのクーファンに比べると小さいですが、外出時のおむつ替えのときなどにも便利です。
ハンドメイドタイプ
布と綿を使ってハンドメイドで作られる方もいらっしゃいます。赤ちゃんを寝かせる部分の綿を調節すれば、好きな固さに仕上げることもでき、デザインも好きに選ぶことができます。他のママとかぶらないのもハンドメイドのいいところですね。
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クーファンの選び方
- 予算を決める
- 多機能なもの
- 使いやすいもの
- 長い間使用が可能なもの
- 実際に手にとってみる
- 卒業後も使用するならシンプルなもの
- 中古品を購入する場合は安全・衛生面の確認
- ライフスタイルにあったもの
折り畳めるクーファンを選べば外出時や車でのおむつ替えのときに使えるのでどこにいてもクーファンが活躍します。また、どのタイプのクーファンが長い間使えるのかなどは赤ちゃんの1日の過ごし方を考えて、実際に手にとってみるのがおすすめです。
クーファンの使い方
家の中の移動時
ベビーベッドやバウンサーと異なる点は、移動が楽に行えることです。洗濯物を干すときや食事の用意をしているときなど、家の中のちょっとした移動時など、ママの目の届くところに赤ちゃんを置いておくことが可能です。
特にお風呂に入るときなどは、狭いスペースである脱衣所のような場所でもクーフォンを置くことができ、クーファンの中で待たせたり、クーファンに着替えを用意しておいたりすることで、お風呂上りもスムーズに済ませることができます。
ペット対策
犬や猫などペットを飼っているご家庭で、ペットが赤ちゃんにイタズラするのではないかと不安になりますよね。ベビーベッドやバウンサーの場合、高さはありますが猫などは簡単に乗り上げてしまいます。けれど、クーファンの場合、実際にペットが近づいてきたら持ち手をもって、サッと持ち上げペットとの接触を避けることができます。
役目が終わったらカゴや収納などに
赤ちゃんを寝かせるための役目が終わったら、カゴタイプのものは、赤ちゃんのおもちゃ入れなどの収納に、バッグタイプのものはバッグとしてそのまま使用が可能です。
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