「名前」は親から赤ちゃんへの初めての贈り物。赤ちゃんが生まれたら、どんな名前にしようと悩む方は多いでしょう。日本では春夏秋冬・四季を感じられるので、赤ちゃんが生まれる月に合わせ、季節を感じられる名前を付けたいという場合が多く見られます。今回は夏生まれの女の子へ向けて「夏らしさ」かつ「かわいい」印象を与えられる名前とその付け方をご紹介します。
「夏」の漢字を使った女の子の名前
まずはシンプルに「夏」という漢字を使った名前からご紹介しますが、「夏」といっても、読み方の違いや当て字として用いるなど、使い方によって色んな印象の名前が生まれます。「夏」を使って女の子らしくかわいい印象の名前をいくつか挙げてみましょう。
「夏」を「なつ」と読む場合の名前三つ
「なつ」の読みをそのまま使った名前としては、「夏の季節」をそのまま表現して「夏季(なつき)」や、くだものを表す「果」を用いて元気いっぱい明るい印象を与える「夏果(なつか)」などがあります。また、思いが実る・満たすという意味を持つ「実」を用いた「夏実(なつみ)」は、木の実を連想させ、かわいらしい印象もあるので昔から女の子の名前に使われてきました。
「夏」を「か」と読む場合の名前三つ
「夏」の読みを「か」として使う場合は、夏を涼しみ爽やかな印象を与える「涼夏(りょうか)」や、みんなから愛される様に・愛情を込めて「愛夏(あいか・まなか)」など、女の子ならではのかわいらしさを感じさせます。また、音という字を用いて芸術的な印象を与える「夏音(かのん)」は、優しい音色などを連想させる事から女の子らしい印象となるでしょう。
「夏」を当て字として用いる名前三つ
本来の漢字が持つ意味とは関係なく、漢字の音・訓を借りてあてはめるのが「当て字」です。「夏」を感じさせる音・訓では「か・げ・なつ」が主とされていますが、当て字として用いる場合の名前では「なつ」の読みから「な」だけを借りて「香夏(かな)」や「心夏(ここな)」、「優夏(ゆうな)」という様な使い方が多く見られます。
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「夏の季語」を用いて名前を付けよう!
「季語」とは俳句や連歌にて、春夏秋冬の四季を表す際に用いられる季節を示す語の事です。「夏」は本来第二の四季として春と秋の間を指し、日本では6~8月を意味します。季節をストレートに感じさせるため、名付けの際にも生まれる季節を示す季語をそのまま名前に使用する場合も多いのです。今回は「夏」生まれの女の子にふさわしい、夏の季語を調べてみましょう。
夏の季語を名前にしよう!6月の季語を使った名前四つ
6月の主な季語は「早苗」や「桜桃」、「翡翠」「苺」「李」などさまざまです。「苺(いちご)」や「杏(あん)」は甘酸っぱい果実として女の子らしさが強く、そのまま名前として使用するケースは多いでしょう。また、美しい明かりを灯しはかなさを感じさせる「蛍(ほたる)」や、【優雅・美しい女性】が花言葉である「蘭(らん)」など、女の子らしい名前も、与える印象がさまざまです。
夏の季語を名前にしよう!7月の季語を使った名前四つ
7月の主な季語は「夕瓜」や「泉」、「虹」などが挙げられますが、女の子の名前には「百合」や「泉」などが多く用いられます。「百合(ゆり)」や「泉(いずみ)」に関しては季語をそのまま名前にする場合も多い様ですが、「百合夏(ゆりか)」「夕夏(ゆうか)」など「夏」と組み合わせる事でより夏生まれの女の子らしさが表現できますね。
夏の季語を名前にしよう!8月の季語を使った名前四つ
8月の季語は「初秋」、「小豆」や「天の川」「梶の葉」「流星」などが挙げられます。女の子向けの名前にそのまま使用される季語としては「桂(かつら)」「梶(こずえ)」が多いです。また、天の川や流星から「星羅(せいら)」、鳳仙花(ほうせんか)から「鳳花(ほうか)」など、季語から変形させた名前も多いです。
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3歳の息子を育児中のシングルマザーです!製菓専門学校を卒業し、子供とお菓子作りが趣味です!
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