家事を乗り切る知恵は?工夫の仕方を誤らず!
手の抜きどころと並んで気になるのが、「工夫できること」「効率化の方法」ですね。家事の段取り法やライフハックはたくさんありますが、大切なのは取り入れ方です。ここを誤ると効率化したつもりが、やるべき論に逆戻りしてしまう恐れもありますよ。
家事術・情報は都合のいいとこどりを
家事の時短法やテクニックは、日々新しいものが開発されています。ブログやインスタグラムを検索すると、おいしそうな手作り料理や、スッキリまとまった収納例がたくさん出てきますよね。しかし「簡単にできますよ」といわれることでさえ、いざ実践しようとすると手間暇がかかります。
情報に振り回されず、自分にとって都合のいいところだけを取り入れることが肝心です。例えば掃除・整理整頓は住環境に大きく左右されますよね。段取り法でいえば、仕事の有無や通勤時間など諸条件に影響されます。無理なく取り入れられて、効果的なものだけを実践しましょう。
「家事のしすぎ」にヒントをくれる本
一時期は家事本中毒だった筆者ですが、本当に「これは参考になった!」という書籍があります。どちらも家事のしすぎに待ったをかける名作ですよ。
『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』佐光紀子 (著)
日本の女性がどれだけ家事を頑張りすぎているのか?いかにして「家事のしすぎ」に陥ったのか?徹底的に解説してくれる一冊です。大正・昭和時代の政府資料から最新のデータまで、著者ならではの視点で読み解きます。読めば価値観が変わるはず!
『勝間式超ロジカル家事』勝間 和代 (著)
コストパフォーマンスに注目し、家事の段取り術をロジカルに解説した本です。家事の理想と建前をすっとばし、現実的な方法を指南してくれます。他の家事本・ブログなどでは得られない情報が盛りだくさんです。
おわりに
家事のしすぎを食い止める方法として「脱・やるべき」「サブ家事は分担」「都合のいいとこどり」の三つをご紹介しました。毎日家のこと、子どものこと、頑張っている日本のママたち。一生懸命やることは大切ですが、生真面目に取り組みすぎて疲労困憊(こんぱい)してしまわないよう、時には手を抜いて自分らしく取り組んでいきましょう!
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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