洗濯機を買い替えるとき、“ドラム型”にするか“縦型”にするかが悩みどころですよね。使い慣れた縦型もいいけれど、話題のドラム型も気になる…そんなママも多いのではないでしょうか。両方とも、子持ちママに選ばれる理由があります。今回は、ドラム型・縦型それぞれのメリットと、小さい子どもがいるママが洗濯機を選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します!
新定番!ドラム型洗濯機のメリット
使っていた洗濯機が古くなって、いざ買い替えようと思ったとき、ドラム型か・縦型か悩んでしまいます。昔からなじみがあるのはやっぱり縦型ですよね。しかし、実は国内でドラム式洗濯機が最初に発売されたのは昭和25(1950)年とのこと!ドラム式も意外に長い歴史があるのです。改良が進み、最近ではすっかり定着したドラム型。ドラム型洗濯機のメリットは次の通りです。
乾燥力がすごい!ヒートポンプ乾燥
ドラム型といえば、まず注目したいのが乾燥機能です。一般的なドラム型洗濯機では、機内で温めた風・冷たい風を循環させて衣類を乾かします。縦型にも乾燥機能がついている機種は多いですが、そのほとんどは“送風乾燥”です。温風をあてて乾かす送風乾燥に比べて、ドラム型洗濯機の場合は、ドラム内で衣類をしっかり舞い上げながら乾燥させます。また、洗濯物に触れて湿った風を、適度に除湿しながら循環させるのもポイントです。これによって衣類をしっかり乾かすことができるのです。
ドラム型洗濯機を使えば、タオルもふんわり仕上がって気持ちがいいものです。子どもがいるとお天気が悪くても洗濯物はたくさん出ますよね。雨の日にも洗濯物を乾かせる、乾燥機能は大きなポイントです。
洗濯物を引っ張り上げなくていい
洗濯物を取り出す作業も、ドラム型なら楽ちんです。縦型の場合、湿って重たくなった洗濯物を手ですくい上げて取り出します。ドラム式の場合は、低い位置にふたがあるため、洗濯かごを添えて移すだけで済むのがうれしいところ。洗濯物を腕で持ち上げる必要がなく、軽い力で取り出すことができるのです。
縦型洗濯機はふたを奥の方に開くため、小柄な女性だと体勢が難しいですよね。操作用のボタンも奥側についている機種が多いため、身長が低いと扱いにくいのが難点でした。ドラム式の場合は一連の作業が手前側でできるため、負担が少ないようです。
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やっぱりこれ⁉縦型洗濯機のメリット
オシャレなドラム型もいいけれど、やっぱり縦型洗濯機も捨てがたい!縦型は使い方に慣れているから、操作に戸惑いが少ないのもうれしいところ。ふたが上方向に開くから、通路を妨げないのも魅力です。また機種によりますが、縦型は洗濯中に一時停止してドアを開けられるものが多く「あと1着だけ追加したい!」というときに重宝します。その他にも、昔からずっと愛されているだけあって、縦型洗濯機にもさまざまなメリットがありますよ。
洗浄力・容量ではこちらに軍配!?
縦型とドラム型には、洗い方に大きな違いがあります。まず縦型の場合は“もみ洗い”が基本。洗濯槽がくるくると回転し、内部で水流を作って衣類同士をこすり合わせます。これによって、手でもみ洗いをしたときのように頑固な汚れがしっかり落ちるのです。
ドラム型には“たたき洗い”が採用されています。斜めに設置されたドラムが回転し、衣類を持ち上げて落とします。この際、ドラム内の底部分に水がたまっている状態です。遠心力で衣類を浮かせ、水がたまった部分に落として汚れをおとすため、衣類同士がからみにくいのも特徴です。
最新の機種では縦型もドラム式も、洗浄力は同等といわれています。しかし、たっぷりの水で衣類をかくはんして洗う縦型の方が、洗浄力のレベルは高めです。ちなみに、ドラム式は少ない水で洗う分、節水になるという長所もあります。どちらも捨てがたいですが、汚れものをしっかり洗いたいなら縦型の方が有利ですね。
高さがあるので腰を曲げなくてすむ
多くの女性が口をそろえていうのは、「縦型は腰に負担が少ない」という点です。縦型は立ったまま作業できるため、かがまずに洗濯物を取り出すことができ、腰に負担が少ないのがポイントです。ドラム式も、きちんとしゃがんでから作業すれば、腰をいためにくいでしょう。しかし、毎日のこととなると「つい、腰を曲げて作業してしまう」という声もあります。急いでいるときも立ったまま洗濯物を取り出せるのは、縦型の大きなメリットですね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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