夫婦円満のためにお互い気を付けること
お互いの思い描く理想像に近づいていくことは大切ですが、夫婦円満のためには、お互いに良好な関係を保つための努力をしなければなりません。以下に、夫婦円満のためお互いに気を付けるべき三つの事項をご紹介します。ぜひ夫婦間で実行してみてくださいね。
夫婦間であいさつや感謝・謝罪を忘れない
「おはよう」「いってきます」「いってらっしゃい」などというあいさつは、大切なコミュニケーションのひとつですよね。声をかけ合うのとかけないのでは、夫婦間の仲のよさも変わってくると思います。お互いによい気持ちで過ごすために、日々のあいさつは欠かさないようにしましょう。また、感謝している時には「ありがとう」。けんかをしてしまった時には「ごめんね」と感謝や謝罪の言葉を伝えることも大切です。お互いにわかってくれていると感じ、伝えていないこともあるかもしれませんが、ささいなことからすれ違いが生じてしまうこともあります。きちんと話をして、本当の意味でお互いのことを理解できるのが理想の夫婦です。
夫婦で適度なスキンシップをとる
スキンシップは夫婦円満の鍵とも言われています。確かに仲のよい夫婦は、出掛けるときに手をつないだり、「いってきます」のキスをしたりとスキンシップを大切にしていますよね。これは、スキンシップをとることにより、脳内でオキシトシンという幸せホルモンが出るからだといわれています。また、自律神経を整える効果もあるので、二人の健康面においてもプラスになるのだそうですよ。スキンシップをとって、おじいちゃんおばあちゃんになっても幸せな夫婦を目指しましょう。
よい意味でお互いに変わらないこと
夫や妻が結婚して変わってしまったという話はよくありますよね。これは結婚生活に慣れたがゆえに思いやりがなくなってしまったり、仕事や家事、育児で余裕がなくなってしまったりすることが原因だと考えられます。お互いのことを好きで結婚したのに、冷めた関係になってしまうなんて悲しいですよね。付き合っていた時代や結婚当初の気持ちを思い出して、思いやり持って相手に接するよう心がけましょう。また、余裕がなくなったときは、気分転換することも大切です。たまには恋人気分でデートをして、二人でリフレッシュする時間を作ることもよいかもしれませんね。
おわりに
お互いの描く理想の妻・夫の条件はわかりましたか?理想というとハードルが高く感じますが、意識すれば変えられそうなことばかりです。お互いに自分のできることをして、相手がしてくれたことには精いっぱい感謝する。小さなことですが、これが夫婦円満の秘訣(ひけつ)になります。思いやりの心を大切にして、相手にとって理想のパートナーを目指しましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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