ママ友との飲み会。普段は日中やスキマ時間でしか話せないママ友たちと、お酒を飲みながら語り合うチャンスです。そんなママ友飲み会に参加するにあたって「マナー」が気になるという方もいるでしょう。手土産は必要か、どんな話題がふさわしいか。
はたまた、角を立てない断り方などなど。ママ友飲み会にまつわるマナーのあれこれをご解説します!
一緒に飲んで語りたい!ママ友飲み会
気心知れた仲良しのママ友と。あるいは、子供が通う園や学校のママ友と。お酒の席で語り合えば普段以上に話が弾み、一気に距離が縮まります。ママ友同士の交流に一役買ってくれる「ママ友飲み会」、あなたは参加したことがありますか?日ごろ育児に追われるママにとっては、居酒屋なんて出産前に行ったきり…ということも多いですよね。
初めてママ友飲み会のお誘いを受けて、「どんな雰囲気かな」「注意点ってある?」と心配になった方もいるかもしれません。
ママ友飲み会が企画されるシーン
ママ友飲み会が開かれる経緯はさまざまですが、ママ友の引っ越し送別会として行われたり、産後の息抜きの機会として0歳児ママの間でも開かれています。「授乳中でノンアルコールしか飲めないけど、息抜きに参加したい!」というママもいますよ。
子どもが保育園・幼稚園、そして小学校に入るとクラス会として開催される場合もあります。ちなみに園・学校つながりでいえば、ママ友飲み会だけでなく、パパ友飲み会が開かれるケースもあります。
誰が企画する?ママ友飲み会の幹事
「飲み会やろうよ!」と自ら幹事を名乗り出てくれるママもいるでしょう。一方、周囲からの要望に応えて幹事になるママも多いものです。
中にはクラス会として飲み会が恒例になっており、4月の役員決めと同時に飲み会幹事を決めるケースもあるそうです。幹事イコール、飲み会好きとは限らないのです。
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ママ友飲み会でNGの話題ってある?会話のマナー
いざ飲み会を開いたとして、どんな会話をすれば良いでしょうか。話のネタが思いつかない、空気を読まない発言をしたくない。そんな風にお考えの方へ、ママ友飲み会に向けて押さえておきたい会話のマナーをご解説します。
この話題で盛り上がる!ママ友飲み会で喋りたいこと
ママ友飲み会のメインはお酒でも食べ物でもなく、ママ同士の会話!無難な話題、盛り上がる話題をご紹介します。
(1)園・学校にまつわる話題
園つながり・学校つながりのママ友なら、やはりこの話題は外せません。行事の思い出話や日々思う事などなど。3月に向けて「今のクラスが終わってしまうのは寂しいね」といった会話でも結束力が高まります。
(2)お互いの苦労をねぎらう
ママ友にこそ聞いてもらいたいのは、育児の大変さ。会社の飲み会で仕事の愚痴を語り合うように、ママ友飲み会は育児の束の間の息抜きです。「大変だよね」「分かる~!」といった共感トークが欠かせません。
(3)パパとのなれそめ
盛り上がる話題といえばこれ!夫との出会いや結婚の決め手などなど。久々の恋バナに会話もお酒も進むでしょう。今だから言える、ちょっと照れ臭い話もしてみませんか?
楽しいお喋りに花を咲かせて「また皆で飲みたいね」「これからも宜しくね」と言い合えたら嬉しいですね。
できれば回避!ママ友飲み会で注意したい話題
実は上で「盛り上がる」として挙げたジャンルの話題も、一歩踏み間違えれば地雷になってしまいます。ママ友飲み会の雰囲気を損なう話題の例も押さえておきましょう。
(1)園・学校、先生への愚痴
「先生に面談でこんなことを言われてしまった」「園のこの対応ってアリだと思う?」など、園・学校への非難は避けたいもの。聞いているママ達は内心「リアクションし難いなぁ」と思っているかもしれません。
(2)相手への「褒め」と自分「下げ」
無難な会話と思って、相手を褒めることって多いですよね。しかし「〇〇ちゃんって頭が良いですよね」「ママ凄い~!」といった誉め言葉は、行き過ぎると相手を戸惑わせます。自分の育児の失敗談や「ウチの子のダメな所」といった話題も、言い方ひとつで相手に反感を抱かせかねません。
(3)家庭が充実してるアピール
最近買ったおもちゃや育児グッズ、お出かけ先や旅行の話などなど。ある程度なら世間話として受け入れられますが、暮らしぶりの違いが鮮明になってしまうこともあるでしょう。
家族の仲良しエピソードも時には「モヤッ」とさせるきっかけとなります。
ママ友飲み会では参加する相手のことをどれだけ知っているかもポイントになります。ママの悩みは子どもの発達、夫婦仲、自分のキャリアなどさまざま。既婚ママとシングルママ、一人っ子ママと複数子どもがいるママなど、互いの違いを実感すると心の距離も広がります。言葉選びには注意したいものですね。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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