バスタオル、使っていますか?家庭にあるのが当たり前のアイテムですが、実は「バスタオルを使わない派」が増加中。「バスタオル無しで快適」「全く困らない」という声が続々寄せられています。
「バスタオル使わないって、どういうこと?」「ウチもやめてみようかな…。」とお考えの方、ぜひこちらの記事を参考に検討してみてくださいね。
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バスタオルを使わないという選択…その理由は?
お風呂上りは、ふわっふわで厚手のバスタオルに包まれたい…。身体をすっぽり包んでくれるバスタオルは格別です。しかし、肉厚バスタオルが良しとされていたのも過去のこと?
最近では「バスタオルを使わない派」の人が増えているようです。どの家庭にもあって当たり前と思っていたバスタオル。そんなバスタオルをやめるメリットとはどのようなものでしょうか。
1.洗濯のストレスから自由に
バスタオルを使わない理由の筆頭が、洗濯にまつわる問題です。
家族が4、5人いる場合、使用済みのバスタオルを洗濯機に放り込めばあっという間に満杯になってしまいます。バスタオルがあるだけで洗濯機を回す回数が増え、もちろん干して取り込むのにも手間がかかります。
特に「バスタオルを干すのが面倒」という声が多いですね。場所の問題でバスタオル専用ハンガーを使用している人も多いでしょうが、ハンガーに引っかける作業も面倒です。バスタオルの管理は時間がかかるというほどではないものの、日々の小さな手間は積もり積もるとバカになりません。バスタオル断ちをしてみて「すごく面倒だった」と気づく人が続出しています。
2.乾かすまでに一苦労
大きいバスタオルは乾くまでに時間がかかります。
すぐ乾く夏はいいですが、梅雨時期や冬場は外で干していても1日では乾かないことも。部屋干しして生乾き臭くなるのは避けたいので、結果的に乾燥機やお風呂の乾燥で乾かすことに。意外に手間がかかりますよね。
3.フェイスタオルなら収納も楽
かさばるバスタオルは、収納にもスペースが必要です。
収納棚の特等席を占拠するバスタオル。雨で乾かない日に備えて一家の人数分×2枚、3枚と揃えていけば量も多くなります。スタメンのバスタオルは棚に収納せず、タオルバーにかけっぱなしというご家庭もあるかもしれません。しかし家族全員分のタオルを引っかけておくと、見た目がごちゃつきがち。備え付けのタオルバーがない場合は、スタンド型の物を設置することになりますが、これが掃除の際に少し邪魔。
収納・管理の方法はさまざまですが、どこに置くにせよ邪魔になりがちなバスタオルです。フェイスタオルだけならグッと省スペースで、スッキリした暮らしが実現できるでしょう。
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今日からバスタオルを使わない!お風呂でどうする?
ミニマリストや家事上手なブロガーさんから「バスタオルやめました」「うちはバスタオル使わない派です」といった話題が挙がることもしばしば。
そんな話を耳にして「うちもバスタオルやめてみようかな」と思った方は、今後どうすればいいのでしょうか。バスタオル無しでも快適に過ごしている人の方法をご紹介します。
シンプルにフェイスタオルで代用
バスタオルの代用品として、一番有望なのはフェイスタオル。
「1人1枚のフェイスタオルさえあればいい」…そんな声が多いものです。確かに入浴後に身体を拭くのは、その気になればフェイスタオル1枚で間に合ってしまいますよね。温泉やスパではバスタオルを持たずにフェイスタオルで済ませている人を見かけます。
もちろん男性だけでなく、女性でも。お風呂にはバスタオルが付き物、という固定概念を取り払えば、フェイスタオルだけで快適。もちろん、洗濯もその方が楽ちんです。
コンパクトなバスタオルに移行
フェイスタオルだけではちょっと不便、という人もいるかもしれません。夏場はともかく冬になるとフェイスタオルだけではお風呂上りが寒いですよね。
そこで折衷案として、コンパクトタイプのバスタオルやミニバスタオルを使うという手も。最近ではバスタオルの不便さを解消するために、薄手で乾きやすいものや、サイズが少し小さいバスタオルも登場しています。かさばらず、収納もコンパクトに収まるのでおすすめですよ。
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困ることとは?バスタオル使わない家のあるある
バスタオル無しって本当に大丈夫?これまであって当たり前だったバスタオル。やめたら快適と言われてもイザという時に困らないか、ちょっと心配です。
そこで少し細かな話ですが、バスタオルが必要な場面をどう乗り切るのかご解説します。
いざという時にバスタオルのストックは必要
バスタオル使わない派のご家庭が一切バスタオルを持たないかというと、そうとは限りません。
普段は使わないだけで予備的にストックしている場合もありますよ。バスタオルが急に必要になる場面といえば、たとえば来客時。「フェイスタオルで済ませてください」と言えるかどうかは相手との関係性にもよりますが、1枚くらい予備を持っておくと乗り切れるでしょう。
また、子どもができると保育園・幼稚園から急に「バスタオルを持ってきてください」といわれる機会もありますよね。有事の際の備えとして、最低限の枚数をストックしておくとよいかもしれません。
赤ちゃん用のバスタオルは産後に検討
大人はフェイスタオルで満足していても、子どもができれば別の話です。
沐浴タオル、お昼寝ケット、おくるみ…などなど。赤ちゃんのお世話に使うタオル類はなんと種類が多いものです。その多くにいわれることは「通常のバスタオルで代用できる」ということ。しかし、バスタオルを使わない派のご家庭では、代わりに使えるバスタオルがありません。そんなことで赤ちゃん用にバスタオルを導入する人もいるでしょう。
とはいえ沐浴タオルや、おくるみの活用度には個人差があります。赤ちゃんの生まれ月によっては出番がなかったり、やはり他の物で代用できたりするものです。バスタオルを使わない派のプレママに関しては、今あるフェイスタオルとママのストールなどでいったん代用してはいかがでしょうか。買い足すにしても、必要最小限を見極めてからでも遅くはありません。
おわりに
暮らしの手間を少しでも解消するためには、バスタオル断ちが有望です。いざバスタオルをやめて見たら「いかに管理に手間がかかっていたか」と気づく人が多いようです。一方で「やっぱりウチには必要だった!」と気づくケースもあるかもしれません。
しかし、それはそれ。例えば買い替えの機会に、少しの間はフェイスタオルだけで様子を見るのもいいでしょう。もしバスタオルを使わない派に仲間入りすれば、スッキリした暮らしが実現できますね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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