雨が降った日はカッパや傘を使いますが、使ったあとはどうしていますか?傘は閉じたまま、カッパもその辺にバサッと置いたままという方が多いのではないでしょうか?しかし、長持ちするようにするためには、使ったあとに丁寧にケアしてあげる必要があります。今回は、意外と知らないカッパや傘のお手入れ方法についてご紹介します。
カッパのお手入れの基本について
カッパは全身を覆ってくれて、しかも両手が空くのでとても便利です。自転車をこいでいるときに着る方も多いですよね。カッパは着たあとに、特にお手入れはしないという方が多いかもしれませんが、しっかりお手入れすることが必要です。そこで、カッパのお手入れについて基本的なことをまとめました。
実は使うたびに洗濯するのが理想的
カッパは使ったあとにそのままにしがちですが、実は使うたびに洗濯するのが理想的です。たくさん洗濯すると生地へのダメージが気になりますが、カッパを使うといろいろな汚れが付着するので、そのまま何もせずに放置している方がダメージがあります。カッパによって洗濯の方法は異なり、洗濯機を使ったり、手洗いをしたりとカッパの種類によって変えるのが理想的です。一度も洗っていないカッパがあれば、ぜひこの機会に洗濯してみましょう。
乾いた布で拭くだけのお手入れでもOK
毎回洗うのが理想的とはいえ、使うたびに洗濯するのは手間に感じる人も多いでしょう。特に雨が続く梅雨の時期は、洗濯しても次に使うときまでに乾いていないかもしれません。そんなときは、使ったあとに乾いた布で一通り拭くだけでもOKです。水がついたままにしないことで、においやカビを予防する効果があります。時間があるときは洗濯、忙しいときは拭き取るだけとうまく使い分けましょう。
保管するときはハンガーにかける
カッパを使わないときは、どのように保管しているでしょうか?恐らく買ったときについていた袋に入れているという方がほとんどだと思います。しかし、理想的なのはハンガーにかけて日陰で干しておくことです。ハンガーにかけておけばしっかり乾燥させることができますし、カッパにありがちな生地のシワシワも予防することができます。
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カッパを洗濯するときの手順は?
カッパの理想的なお手入れは、使うたびに洗濯することです。しかし、カッパはいつも水でさっと流すだけなので、具体的な洗濯の方法が分からないという方も多いでしょう。以下に、カッパを洗濯するときの具体的な手順をまとめました。
カッパについている洗濯表示を確認する
洗濯をする方法を確かめるときには、洗濯表示をチェックする必要があります。カッパにも普通の服と同じように洗濯表示のタグがついているので、一度自分のカッパのものを見てみましょう。同じカッパでも、洗濯機が使えるものもあれば手洗いでなければいけないものもあります。ちなみに、洗濯表示は2016年から新しいものに変わっていますので、間違えないように注意しましょう。
専用洗剤かおしゃれ着用の洗剤を使う
洗濯機で洗う場合も、手洗いで洗う場合でも専用洗剤かおしゃれ着用の洗剤で洗うのがおすすめです。普通の洗濯で使う洗剤は、あまり好ましくありません。カッパは特殊な生地が使われているので、熱すぎるお湯ではなく、ぬるいくらいのお湯を使いましょう。水よりも汚れが落ちやすくなります。洗濯機の場合は弱流で設定し、手洗いの場合は押しながら優しく洗ってください。最後は洗剤が残らないよう、しっかりすすぎましょう。
ハンガーにかけて日陰でしっかり干す
カッパを干すときには、できるだけしっかり乾かそうと日なたに干す方がいますが、これはNGです。日なたに干すと、紫外線を浴びて生地が傷んでしまうのです。そこで、カッパを干すときには日陰を選びましょう。水が残らないよう、他の服よりもしっかり乾かすのがポイントです。乾いたら引き続き日陰でハンガーにかけたままにしておき、次に使うまで保管しておきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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