東京都の子育てにおすすめの街3選
日経DUALと日本経済新聞社が実施した「自治体の子育て支援に関する調査」結果をもとに、共働き子育てしやすい街2017を発表しています。そのなかから、上位三つの地区をご紹介していきましょう。
一位「東京都豊島区」
2017年に待機児童ゼロを達成し、認可保育所の入りやすさで高評価の街です。学童保育が全小学校内へ移行され、就労など条件を満たせば小学校3年生までの児童は全員学童に入ることができるようになっています。学童が19時まで運営されていることもあり、子どもが小学校になってからしっかり働きたい人にとっても、おすすめの街といえるでしょう。
子どもの医療費助成 | 中学校3年修了前まで(15歳に達した日以降の最初の3月31日まで) |
児童手当 | 中学3年生までの児童(15歳に達した後、最初の3月31日までの児童) ※所得限度額あり |
児童手当支給額 | ・0歳から3歳未満1万5000円 ・3歳以上小学校修了前1万円(第3子以降は1万5000円) ・中学生1万円 ・所得制限を超えるかた5000円(一律) |
二位「東京都港区」
2017年4月の待機児童は164人でしたが、認可外園や病児保育の充実では評価も高い傾向です。2015年度から第2子以降の保育料が無料化になっているポイントも、産みやすく育てやすい街の理由となっています。
子どもの医療費助成 | 中学3年生(15歳に達する日以後の最初の3月31日) |
児童手当 | 中学3年生(15歳に達する日以後の最初の3月31日) ※所得限度額あり |
児童手当支給額 | ・0歳から3歳未満1万5000円 ・3歳以上小学校修了前第1子および第2子 1万円 ・中学生(一律) 1万円 ・所得制限を超える方 5000円 |
三位「東京都渋谷区」
0歳児は入りにくいとの評価もある一方で、新たな認定こども園の開園、認可外園の定員は多いなどのメリットもあります。また、保育料が上限で7万0400円であるものの、所得割課税額をもとにした独自の軽減制度があります。保育料の水準が全国的にもかなり低めなのが大きな特長です。
子どもの医療費助成 | 中学校3年修了前まで(15歳に達した日以降の最初の3月31日まで) |
児童手当 | 中学校修了前(15歳になった最初の3月31日まで) ※所得限度額あり |
児童手当支給額 | ・3歳未満(1人につき) 1万5000円 ・3歳以上から小学校修了前まで 1万円(第3子以降は1万5000円) ・中学生(1人につき)1万円 ・所得制限を超える方 子どもの年齢に関係なく、1人につき5000円 |
おわりに
それぞれの街に応じて住みやすさはさまざまです。「住めば都」といいますが、利便性が高いところや自然の多いところ、住む街を選ぶポイントは十人十色です。それぞれのご家庭にとって子育てしやすい街がみつかるといいですね!
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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