あなたのご家庭では、夫婦の家事、育児の負担はどのような割合になっていますか?それについて、夫婦で話し合ったことはありますか?核家族化が進んだ現代は、特に育児中のママの負担は大きいものとなっており、「ワンオペ育児」などという言葉が自虐的に使われています。そんな社会を変えようと東京都が発信している「パパズ・スタイル」。これを読むと、パパが育児に参加しやすくなるというのです。どのようなサイトなのかご紹介します。
「パパズ・スタイル」とは
東京都生活文化局が発信しているホームページです。男性の家事と育児をみんなで応援するためのサイトです。さまざまな著名人や専門家のコラムや、統計による現状の紹介などがされています。
男性が読みやすくまとまっている
このサイトで紹介されているコラムは「実践編」「データ編」などとカテゴリーがタイトルの頭につけられています。これによって、タイトルを見るだけでそれが何を紹介しているのかがわかりやすくなっています。効率の良さを求める男性目線でこのサイトを開いた時、読みやすいように工夫されています。
男性目線の記事が多い
育児サイトは、どうしてもかわいいポップなものが多いですよね。このサイトはそんなことはなく、男性が読むことを前提として作られていると感じます。著名人だけでなく、一般男性からの投稿も掲載されています。自分と同じようなサラリーマンの男性が仕事をしながらどのように家事、育児に参加しているのか、失敗したことやコツなども紹介されています。
この人にできているなら自分にもできるかも、と、家事育児への参加のハードルを下げる工夫がされているサイトです。
あるある!となる記事がたくさん
子育て中のパパが、会社や家で感じる”子育てあるある”もたくさん紹介されています。今日は少し早く終われた、ラッキー!と浮かれた気分で家に帰ってみたら、子どもが起きちゃうからこんな時間に帰ってこないで!なんて悲しいことを言われたこと、ありませんか?
そんな男性目線での悲しい”あるある”が紹介されていて、さらにその解決方法のヒントまで紹介されています。
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ママが知っておくべき、パパが家事、育児に参加しづらい理由がわかる
「パパズ・スタイル」には、パパが育児に参加するのを躊躇してしまう理由を、女性が読んでもわかりやすくまとめている記事があります。
共感を求める女性といわれないとわからない男性の差
日本人は、とにかく場の空気を読んで、いわずもがな、という状況を好みがちです。そして、共感を期待しがちな女性は、言わないでもやってほしい、ねぎらってほしいと思いがち。
それに対して、言われていないことはわからない!という人が多い男性からしたら、何も伝わっていない状態になってしまうのです。そんな男女差をどうしたら埋めることができるのかも、いくつもの記事にわたって紹介してくれています。
ママが障壁となって「ワンオペ」になってしまっていることも
「パパズ・スタイル」に紹介されている記事によると、パパ自身は、家事や育児に参加したいと思っていても、ママがその結果についていい顔をしないことで、それをやめてしまっているパパもいるそうです。ママや周りの家族が、家事育児に参加するパパを応援することが必要であり、パパが家事育児に参加するためには、ママの意識も、変える必要があるそうです。
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40代前半。15年間の義両親同居のモラハラ生活を経て離婚、現在は15歳の長男と10歳の次男と3人で暮らしています。子どもたちにはそれぞれ特徴のちがう発達障害があります。離婚後、保育士資格を取得し、いかに自立していくかを模索中です。
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