おもちゃの消毒に神経質になりすぎるのはよいの?
初めての赤ちゃんだと、どうしても「これは大丈夫かな?」と心配になることも多いですよね。特に赤ちゃんが口に入れるものは常に清潔じゃないといけないと思うものですが、実は赤ちゃんの免疫力アップのためにも、神経質になりすぎるのは避けた方が良いでしょう。
赤ちゃんが遊ぶことに躊躇しやすくなる
ママがおもちゃに対して、あまりにも汚いとか消毒するというような雰囲気を出すと、赤ちゃんは敏感に汲み取って、おもちゃで遊ばなくなることもあるでしょう。おもちゃは赤ちゃんの成長を促す効果が期待できますし、物事に興味を示す好奇心を育てるためとても大切な道具でもあります。神経質になりすぎてしまうと、赤ちゃんの心に影響を及ぼすので注意が必要です。
ちょっと気になるときは、お尻拭きでも代用可能
例えば赤ちゃんが歯固めや噛んでも大丈夫なおもちゃを口に入れて、少しよだれが激しいと思った場合は、お尻拭きでさっと拭くことでもある程度の汚れや菌は取り除くことができます。
デリケートな赤ちゃんの肌でもOKなお尻拭きシートであれば、特に問題なくキレイにすることが可能です。少しだけ拭き取りたい、なんとなく汚れがあるような気がする、そんな時にはすぐに手を伸ばせるお尻拭きシートで拭いてしまいましょう。
月に1回くらいが除菌の目安と覚えておこう
消毒の頻度としては、週に1回ペースだとママの負担も少なくてすみますし、気持ちの面でも安心できます。ただ毎週消毒をしていると、忙しくて出来なかったという時があれば、気持ち的に不安定になってしまうかもしれません。
ママの気持ちがリラックスできるように、週に1回を目安にしておくけれど、最低でも月に1回するくらいでもいいかなと思うようにしておくと、心のバランスを保つことができるでしょう。
特に初めての子育てだと何かと不安要素がたくさん出てきてしまいますが、おおらかな気持ちを持つことが子育てにとって1番大切なことなので、意識してみてください。
おわりに
赤ちゃんが触れて、口に入れるようなおもちゃは常に消毒しないと体に負担がかかるかな?と不安に思うかもしれませんが、赤ちゃんは色々な免疫をつけて成長していくものです。気になった時に消毒したり定期的に消毒をしたりするなど、ある程度の目安を持って消毒を意識するだけで大丈夫なので、あまり神経質にならないように心がけましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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