道路族に迷惑をかけられたときの対処法
道路族の被害にあったとき、対処法を間違えてしまうと大変なことになります。正しいことをしたはずが、いつのまにか注意した方が悪い人のようになってしまうこともあるのです。最後は、道路族に迷惑をかけられたときの対処法を状況別に紹介します。
直接対決せずに学校や自治会を通じて注意してもらう
道路族の迷惑行為の中でも「騒音」は対処が難しいでしょう。すぐにでも外に出て「静かにしてください」と注意したくなりますが、真っ向から注意することはやめた方がいいかもしれません。道路族は「子どもの声がうるさいだって」「少しの時間は我慢してよ」と反撃するでしょう。そんなときには、間接的に注意をしてもらいます。子どもの声がうるさいときには、子どもの学校に電話をして「道路では遊ばないように注意してください」とお願いしましょう。子どもが小さければ自治会を通じます。道路族も第三者から注意されれば、素直に受けとめるかもしれません。
私物や車にキズをつけられたら証拠の写真を撮っておく
道路族にモノを壊されたり、キズをつけられたりしたときには修理する前に証拠の写真を撮っておきましょう。修理してしまってから「あなたの子どもが壊した」と言っても「やってない」と言われる可能性があります。たとえ犯人をさがすつもりはなくても、被害の事実だけは証拠として残しておきましょう。被害が続くようなときには、過去の証拠も役に立ちます。
事故の危険があるときには交番に相談する
道路での遊びが事故につながる可能性があるときには交番に相談しましょう。道路での危険行為は法律でも禁止されています。できれば、道路族が遊んでいるときに交番に連絡をした方がいいでしょう。いつも決まった時間に遊んでいる場合は、その時間を伝えてパトロールをお願いします。交番も遊んでいる現場をおさえた方が対処はしやすいです。
おわりに
子どもは大人の背中をみて育ちます。ルールや常識のない道路族は、子どものためにもよくありません。「いけないことはいけないと堂々と注意できる大人」そして「注意されたら素直に反省ができる大人」を増やすことが、道路族を減らすポイントなのではないでしょうか。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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