幼児教育をうまく続けるコツは?
幼児教育は一朝一夕で身になるものではなく、コツコツ続けることが大切です。また、子どもは飽きやすいため、毎日長く続けてもらうには工夫が必要になります。幼児教育をうまく続けるには、次のようなことを意識してみてください。
本人が楽しめることに取り組む
本人が楽しめるような取り組みを行うことが、最も大切です。特に子どもは好きなこと以外には興味がありません。楽しく遊びながら取り組める教材を探すことが必要でしょう。
いくつかの教材を用意し、飽きがこないようにローテーションしていくという方法もあります。
無理はさせない、過度にさせない
無理矢理何かをさせようとすると、子どもは勉強することや絵本の読み聞かせそのものに嫌なイメージを持ってしまい、苦手意識を感じるようになるかもしれません。
そのため、無理はさせずに、子どもの主張を受け入れつつ、あくまでも遊びの選択肢のひとつとして幼児教育に取り組むようにしましょう。
親が無理なく楽しめることも大切
子どもだけではなく、親も無理しないことが大切です。親が無理に教育をすると、子どもにプレッシャーを感じさせることになりますし、何より、親自身も疲れてしまうことでしょう。子どもは楽しいことに関しては飽きることなく、疲れを知らずに取り組んでくれるものです。
親が楽しい様子で子どもと取り組むことで、子ども自身も楽しんで取り組めることも大いにあるかと思います。
おわりに
子どもに行った幼児教育の中でも、その効果を感じている方が多いのは「絵本の読み聞かせ」でした。また、実際に本の読み聞かせは子どもの成長に大変優れた効果をもたらしてくれるという研究結果も、取り上げられています。
幼児教育を続けていくためには、子どもに無理をさせないこと、楽しい遊びの一貫として続けられるような工夫が大切になります。親子で楽しく取り組む幼児教育は、質のいいスキンシップにもなることでしょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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