ハズレの塾講師に当たってしまったら
しばらく通塾をしてみて「ハズレ講師かも」と感じた時、どうすべきでしょうか。講師の教え方に疑問を持っても、塾に問い合わせて良いものか悩む方も多いかもしれません。子どものために親が出来ることを考えましょう。
大手集団塾や個人経営の塾の場合
個人経営の小規模塾は、塾長との相性がどうかという問題になります。話し合いをしてみても、どうしても塾長先生と合わない場合は転塾を視野にいれましょう。大手の集団塾の場合もまずは相談を。もし、習熟度別でクラス分けをされている場合は、がんばって成績を上げて上位のクラスに入るという手もあります。難関校向けのクラスの方が教え方の上手な先生がそろっていることが多いからです。
また、通塾が可能であれば同じ系列の都市部の教室に移籍する手段もあります。生徒数の多い都市部の教室は、講師の層も厚いためです。それが難しい場合は中堅校向けの集団塾や個別指導の塾への転塾を検討してみても良いかもしれません。
個別指導塾の場合は講師チェンジできる
個別指導塾の講師が合わない場合は、塾に相談して講師を変えてみてもらいましょう。スケジュールさえ合えば、いろいろな時間帯で試してみると、様々な先生に勉強を教えてもらえます。
個別指導塾の講師は、子どもとの相性が大切です。教え方はもちろん、子ども自身と信頼が築けるような講師を探しましょう。プロ中のプロといった社会人講師に出会えるかもしれませんし、お兄さんやお姉さんのように接してくれる大学生講師に出会えるかもしれません。ただし、春になると社会人講師は転勤、大学生講師は卒業などでいなくなってしまうこともあります。受験まで担当してもらえるかどうか、それとなく聞いてみると良いかもしれませんね。
おわりに
実際に通ってみないとなかなか分からない塾講師の当たりハズレ。成績アップのために通っている塾の講師がハズレだとがっかりしてしまいますよね。「ハズレだったな」とあきらめるのではなく、入塾後でも工夫をすると当たり講師と出会えるかもしれませんよ。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。