中学受験合格に向けて、子どもがどんなに今まで勉強していても、当日の試験の結果が合否の分岐点になります。そこで、受験当日に子供が持っている力を出せるように、親がサポートする必要が不可欠ではないでしょうか。ここでは、子供が試験当日、準備万端で力を出せるために親が知っておくべき、中学受験当日の心得について詳しく説明します。
試験当日までに準備しておくこと
中学受験は、試験当日だけでなく、試験前日までの準備から勝負が始まっているといっても過言ではありません。試験当日に子供が力を発揮できるように、親は少し前から準備をしておく必要があります。ここでは、親が試験当日までに準備しておくことを見ていきましょう。
数週間前から規則正しい生活を心がける
試験が近くなると、今までの総復習や弱いところの克服など、追い込みの勉強をしていきます。特に塾に行く日は、学校の授業が終わってから塾の授業があるため、帰宅時間が遅くなります、そこから追い込みの勉強をすると、睡眠時間が少なくなりがちです。
しかし、試験当日の体調が悪くなって、持っている力が発揮できなければ、元も子もありません。体調管理という点でも、少なくとも試験数週間前からは、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
規則正しい生活を心がけることには、もう1つの効果があります。それが朝型のリズムを作ることです。中学受験では、多くの場合、朝9時から試験が開始されます。そこで、朝9時には頭が働くようにしておくとよいでしょう。
起床してから脳が活動状態に入るまでは3時間程度かかるといわれていますが、当日だけ朝6時に起きればよいというものではありません。普段から朝型のリズムを作っておくことが重要です。
絶対にインフルエンザにかからないように
受験生がいる家庭ではインフルエンザ対策は必須といえるでしょう。受験生を抱える家庭はどんな対策をしたのでしょうか。「インフルエンザ・風邪対策に関する実態調査」をみていきましょう。
昨年度、ご家庭でインフルエンザ・風邪対策を行いましたか?
83%の家庭が受験に備えて「対策をした」と回答しています。万全の体調で受験にチェレンジできるようにインフルエンザや風邪対策をしっかりとした家庭が多いのがわかります。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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