モグフィはよくないので、自力で対処する方法
モグフィは楽ですが使い続けているとあまりよくないとも言えます。最初のうちは離乳食を食べてくれなくて苦労するかもしれませんが、自力でも対処することはできるので、まずは方法を色々と試してみてください。大事なことはママやパパが笑顔でいることです。
離乳食を嫌がっても気にしない
離乳食を手作りしているママ達から見ると、そもそも離乳食を食べてもらえないこと自体にストレスを感じるものです。自分が手間暇かけて作ったものを一口も食べてもらえないことが日常茶飯事だと、すごく落ち込みます。ただ赤ちゃんも離乳食には不慣れですし、いつも授乳されていたのに離されてしまって戸惑っているのです。しかしずっと食べないということはありませんので、離乳食を嫌がるけど毎日あげなくては!と自分を追い込まないようにしましょう。ダメな時は、ちょっと休んでまた食べさせてみようぐらいの根気強さが必要になります。
ペーストにしても食べやすく滑らかな食材を選ぶ
赤ちゃんが離乳食を嫌がる理由のひとつが、離乳食の食べにくさです。口の中に食材が残っているような感覚があると、いやな気分になって食べたくないと思う赤ちゃんもいますし、口を動かしにくくていやだと思う可能性もあります。そこで月齢が低いうちは赤ちゃんが食べやすいようにペーストにして、口に残らないような食材を選びましょう。例えばトマトやじゃがいもなど、食べやすく甘みが残る食材を選択すると、いいかもしれません。
離乳食を与える時間の雰囲気を変える
赤ちゃんは大人が思っているよりもずっと空気を読む力に優れていて、ママやパパがイライラしたりキツイ雰囲気になっているとすぐに理解ができるものです。そうなると赤ちゃんは「離乳食の時はママやパパが怖い顔をしている」と感じてしまい、離乳食がますます嫌になるのです。例えばいつもダイニングで向き合って与えているのであればちょっと雰囲気を変えて隣に座りながら、可愛いおもちゃで囲んで食べさせてみるというのも1つの方法です。おもちゃに気が向いてしまうこともありますが、嫌な雰囲気を続けるよりは離乳食を数口でも食べてくれるきっかけになります。
おわりに
モグフィは人気がありますが、よくないという印象も強く、可能であればママやパパが赤ちゃんと一緒にリラックスして、離乳食環境を変えてみましょう。赤ちゃんはほんの些細な違いでも、今まで嫌がっていた離乳食を急に食べ始めることもあります。焦らず、子どものペースに任せてみてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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