自分だけのQRコード活用方法を見つけてみる
勉強への取り組み方によって、さまざまな可能性がある教科書のQRコード。与えられたツールをどのように使いこなすか、自分なりの使い方を考えてみるのも楽しいですね。ここでは、一例を挙げていきたいと思います。
教科書も中学受験勉強のつまずきに使える?
4年生から本格化する中学受験。中学受験を目指す子たちは、学校の勉強よりも塾の勉強に重点を置きます。しかし、内容を理解しないまま塾のスピードで勉強を進めてしまうと、必ずどこかでつまずいてしまいます。
そんな時は、学校の教科書に戻ってみてはいかがでしょうか。図形やグラフのほか、植木算(間の数)やつるかめ算(面積図)といった、特殊算の基礎も勉強できます。受験勉強で忙しい子でも、QRコードを活用しながら効率的に算数の基本をおさらいできます。
教科書があれば学年を超えた先取り学習も
中学受験をしない場合でも、学校の授業を飛び越えて先取り学習をしたいといった場合は、教科書を使った学習がぴったりです。
しかし、教科書のQRコードを活用して先取り学習をするデメリットは、その学年の教科書がないとそもそもQRコードが読み込めないという点です。近所のお兄さんお姉さんに使い終わった教科書を譲ってもらう、教科書を購入するなどが必要となります。もしくは教育出版や光村図書などのQRコードコンテンツを公開している出版社もありますので、あすとろ出版『教科書ガイド』や文理『教科書ワーク』などを購入して、QRコードコンテンツを利用しながら勉強する方法もあります。
おわりに
まだ何か活用方法がありそうな教科書のQRコード。算数や国語だけでなく、音楽や書写、英語の教科書のQRコードもぜひ楽しんでみてください。令和2年度登場の教科書から採用された新しい試みだからこそ、その可能性は未知数です。自分なりの活用方法を親子で考えてみるのもいいですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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