この他にもおすすめしたい二つの兜
トップ3の他にもおすすめしたい兜二つについてご紹介します。見た目の印象や出身地など、さまざまな方向から兜を選んでみるのもおもしろいものです。これを機に戦国時代について興味がわく人もいるかもしれませんね。
江戸時代を築いた「徳川家康」
天下統一を成し遂げ、江戸幕府を築いた徳川家康。15代という長期にわたり日本を統治した徳川家の象徴的人物です。ゆかりの地は、生まれ(愛知県岡崎市)居城(東京都)死去・埋葬(静岡県静岡市)などがあげられます。徳川家康の兜は、前立がシダの葉です。シダの葉は常緑で枯れることがありません。
縁起がいいとして正月飾りなどにも用いられており、家康もシダの葉に繁栄・長寿の思いを込めていたのでしょう。三英傑の一人で英雄でも知られる徳川家康の兜は、子どものよりよい成長に願いを込めて選ばれることが多いようです。
「愛」の一文字が印象的「直江兼続」
生まれは越後(新潟県)で、米沢藩(山形県)上杉景勝の家老であった直江兼続。上杉家を支えた名将です。忠義を重んじ文部両道であった直江兼続は、豊臣秀吉から家来になるよう熱心に声をかけられるほどの人物でした。
直江兼続は兜のデザインでも人気が高いです。前立に「愛」の一文字が輝いています。現代での「愛」という意味で使われたわけではないものの、斬新で印象的なデザインの兜です。
おわりに
兜それぞれで印象が異なります。わが子がどんな男の子に育ってくれるのか、それぞれの武将にイメージを重ねながら健やかな成長を願いたいですね。今回ご紹介した記事を、初節句の兜選びの参考にしていただけたら幸いです。
ピックアップ
https://tamagoo.jp/childcare/childrens-day-helmet-rule/
長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。