オーガニックの洗剤、どう選んだらいいの?
赤ちゃんの肌にも優しく、安心して使えるオーガニック洗剤を選ぶには、洗剤の成分表示の欄をチェックすることが大切です。原料にオーガニックのものが使われていることに加え、洗剤を購入する際に確認しておきたい成分について見ていきましょう。
赤ちゃんに安心か、必ず成分表示で確認を
製品を購入する際には、成分表示にも目を通すようにしましょう。オーガニック洗剤には、石油由来の合成界面活性剤や蛍光増白剤、漂白剤などが無添加だということが表示されているのが一般的です。また、原料にオーガニックのものが使われている場合には、通常どの成分がオーガニック認証を受けたものかが表示されています。認証の表示などと合わせて確認するようにしましょう。また、オーガニック洗剤の中には香料が使われているものがあります。有機栽培されたバーブから抽出した天然香料が使われていることが多いですが、においに敏感な赤ちゃんには強い刺激となることがあります。赤ちゃんには、香料を使用していない洗剤を選ぶほうが安心かもしれません。
界面活性剤に何が使われているかも確認を
成分表示では、界面活性剤に何が使われているかも確認するようにしましょう。肌への刺激が少なく、赤ちゃんの洗濯物に推奨されるのが脂肪酸カリウムです。脂肪酸カリウムの表示は、界面活性剤に石けんが使われていることを示しています。すすぎをしっかりすることで肌への浸透性が弱まり赤ちゃんの肌への刺激も少なくすることができます。逆に避けたいのは、LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)や、AS(アルキル硫酸エステルナトリウム)です。これらにはタンパク質を変性する作用があります。汚れを落とすのに力を発揮しますが、水ですすいでも作用が損なわれないために肌への刺激が強くなりがちです。デリケートな赤ちゃんの肌には、オーガニックの植物原料から抽出した脂肪酸カリウム(石けん)を界面活性剤に使った洗剤をおすすめします。
おわりに
赤ちゃんの肌が触れるものを洗濯するとき、洗浄力以上に気を配りたいのが、洗剤による肌への刺激です。赤ちゃんの薄くデリケートな肌にも安全で安心なオーガニック洗剤を使って、衣服を優しく洗ってあげたいですね。
ピックアップ
メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。