赤ちゃんは大人に比べてうんちやおしっこの回数も多く、1日に何度もおむつを交換します。毎回清潔に拭いてあげていても、毎日の汚れを落とすお風呂タイムではきちんと汚れを洗い流してあげなければなりません。今回は、赤ちゃんのおしりの洗い方や拭き方をはじめ、お手入れでの注意点を四つにしぼってご紹介します。
おむつ交換の際のおしりのお手入れ方法
おむつ交換は、生後数カ月の場合は特に、1日に何度もおしりを拭いたり、デリケートゾーンをお手入れしたりすることになります。毎回きれいに保ってあげることで、かぶれや炎症などにもつながりにくくなります。ここで、女の子と男の子にわけてお手入れ方法を見ていきましょう。
女の子の場合
おしっこ・うんちに関係なく、水分を含んだ市販のおしり拭きなどでやさしく拭いてあげてください。汚れが少ない部分から多い部分へと拭いていきます。拭く方向は、あおむけの場合「上から下」に拭くのがポイントです。尿道や膣へ向かって汚れが入っていかないように拭きましょう。
男の子の場合
おしっこの場合、拭かなくてもいいという人もいますが、汚れは目に見えてないだけでついています。おむつかぶれの原因にもなりますので、きれいに拭いてあげるといいですね。うんちの場合、汚れが全体的に広がらないよう、汚れが少ない部分から多い部分へ向かって拭いていきます。
睾丸(こうがん)のしわにうんちがついている場合、やさしく丁寧に拭きとってあげてください。汚れが取れたら、最後に仕上げできれいに全体を拭きます。
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お風呂で赤ちゃんのおしりを洗う方法
お風呂では、汚れが残ってしまわないようにしっかりと洗い流してきれいにしてあげたいですよね。おしりやデリケート部分の洗い方について、女の子と男の子にわけて見ていきましょう。
女の子の場合
お風呂で気をつけたいのは、石けんを使う部分です。割れ目のそとの外陰部は石けんで洗ってあげても構いませんが、粘膜などを含む割れ目は石けんを使わず、シャワーなどで洗い流すようにしましょう。
粘膜部分には、赤ちゃんが自分できれいにする自浄作用があり、分泌物を出しています。きれいに洗い流すことも重要ですが、無理に洗いすぎるほどの心配はいりせん。
男の子の場合
赤ちゃん用のボディーソープやしっかり泡立てた石けんの泡などを使い、おしり・肛門周り・おちんちん・睾丸(こうがん)などを洗います。おちんちんの皮については、根元へ軽く引っ張るようにして洗いましょう。
無理に皮をむきすぎる必要はありませんので、できるところまでで大丈夫です。石けんはシャワーなどでやさしく流してあげましょう。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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