梅雨時になると、洗濯物が乾かずに困ってしまいますよね。特に新生児期の赤ちゃんがいる家庭では、増え続ける洗濯物に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。ベビーウエア、バスタオル、布オムツ、オムツカバーなど、どんどんたまっていく洗濯物を効率的に乾かす部屋干し対策として有効なのが、衣類乾燥機搭載の除湿機です。
新生児期に洗濯物がたまりやすい理由
子どもは大人に比べて洗濯物が多くなりがちですが、特に新生児期の赤ちゃんは、とにかく洗濯物がたまります。それには、三つの大きな原因があるのです。ここでは、新生児期に洗濯物がたまりやすい理由についてみていきましょう。
洗濯物がたまる理由1:新生児はミルクで汚れる
新生児期の赤ちゃんは、母乳やミルクの飲み方がまだあまり上手ではありません。母乳やミルクと一緒に空気も飲み込んでしまいますから、ゲップと一緒に飲んだばかりのミルクを吐いてしまうことはよくあることです。他にも、胃の形が未熟なことや、飲みすぎなども吐きやすい要因になっています。生まれたての赤ちゃんの場合、通常2~3時間おきに授乳することになりますから、吐いたミルクでベビー服や下着、バスタオルなどが頻繁に汚れてしまうのです。
洗濯物がたまる理由2:新生児はウンチが緩い
新生児期の赤ちゃんは、おしっこやウンチの回数も多くなります。個人差はありますが、ウンチが1日に5回以上ということも珍しくはありませんし、ウンチも緩い状態ですから、頻繁なおしっこや緩いウンチが背中に回ってしまい、寝具までぐっしょりなどということもよくあります。布オムツを利用していれば、汚れたオムツは2~3時間おきに増えていくことになり、洗濯物はどんどんたまっていくのです。
洗濯物がたまる理由3:新生児は汗っかき
新生児期の赤ちゃんは、新陳代謝が活発な上に自分で体温調節がうまくできないので、とてもたくさん汗をかきます。そのため、少し室内の温度があがっただけでも、たくさん汗をかいて冷えてしまいますから、風邪をひかせないためにもこまめな着替えが必要になります。ミルクを吐き、ウンチやおしっこでオムツを濡(ぬ)らし、たくさん汗をかいて着替えが必要になる。これが、新生児期に洗濯物がたまっていく三大要素と言えるでしょう。
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意外に怖い部屋干しの洗濯物が臭う理由
洗濯物がたまっても、お天気が良ければどんどん洗濯をして干していけますが、問題は雨の日です。特に梅雨の時期は、必然的に「部屋干し」せざるをえなくなりますが、部屋干しをすると、乾いた洗濯物から嫌な臭いがしてくることがあります。その理由をあげて、除湿機の有用性について見ていきましょう。
【部屋干し臭う理由1】汚れが落ち切れていないかも
部屋干しした洗濯物が臭う理由のひとつは、オムツやベビー服などについた汚れが落ち切れずに残っていることが考えられます。頑固なウンチの汚れやミルクを吐いた汚れの成分が洗濯物の繊維の中に残っていて、その成分を栄養にして雑菌が繁殖した結果、あの何とも言えない嫌な臭いを発しているのです。雑菌が大繁殖している・・・そう考えると怖いですよね。防止策としては、洗濯物に汚れを残さないことと、じゅうぶんな乾燥があげられます。
【部屋干し臭う理由2】洗濯槽の裏側がカビだらけかも
洗い終わった洗濯物に、黒っぽい小さな汚れが張り付いていた場合、洗濯槽の裏側にカビが繁殖している可能性があります。このカビが、洗濯をした際に衣類などに付着し、乾燥に時間がかかっている間に洗濯物の繊維の中で繁殖して、嫌な臭いの元になってしまうのです。カビの繁殖を防ぐためには、洗濯槽用洗剤などを利用して定期的な掃除をすることも大切です。
衣類乾燥機能搭載の除湿機はあったほうが断然便利!
臭いの元である洗濯物の雑菌やカビが繁殖するためには、長時間洗濯物が湿った状態であることが要因となります。同じ条件でも天気の良い日に外で洗濯物を干すと臭わないのは、紫外線の殺菌効果もありますが、速やかでじゅうぶんな乾燥のおかげです。梅雨時期の部屋干しが避けられないのであれば、乾燥を速めてくれる衣類乾燥機能搭載の除湿機は、あったほうが断然便利だと言えるでしょう。
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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。
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