子どもと一緒に遊びながらコーディネーショントレーニング
コーディネーション能力は遊びで身に付くと言っても、どういうことを具体的に行えば良いのか分かりにくいですよね。
そこで、以下に子どもと親が一緒に遊びながらコーディネーション能力を付けることができるトレーニングをご紹介します。気軽に出来るものばかりですので、参考にしてみてくださいね。
7つの能力をすべて網羅したキャッチボール
キャッチボールは、簡単にできる遊びですよね。キャッチボールは相手との距離を測ったうえで(定位能力)、テンポ良くボールのやり取りをする(リズム運動)必要があります。そのうえで、バランスを保ったフォームで投げなければなりませんし(バランス能力)、ボールを使うため識別能力も必須です。
また、相手が投げたボールの方向が逸れた時は変換能力が物を言いますし、反応能力や連結能力も活かすことができますよ。
変換能力を鍛える!ハンドテニス
子どもと向かい合って、ボールを手で打ち合いましょう。その際、出来る限りワンバウンドで行うことをおすすめします。ボールが返ってくる動きに臨機応変に対応することで、変換能力の向上が可能です。
身体中を使ってバランスを取る
腕を右と左に伸ばし、片足で立ちます。そのまま目を閉じて、30秒キープしましょう。姿勢を保つ必要があるため、バランス能力が鍛えられます。
また、物を使わないため、部屋の中やちょっとしたスペースで行うこともできますね。
おわりに
子どもがスポーツ選手になるわけではなくても、コーディネーション能力を付けておくことで、さまざまなメリットが生まれることでしょう。運動神経が発達していると、急な事態に対処ができるようになるため、ケガなども少なくなるかもしれません。
また、体育の授業に苦手意識を感じにくくなるとも言えます。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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