たくさんの習い事もいいですが、コストがかからず親子の絆も深まる「ママ塾」がおすすめです!ママ塾とは、おうちでお母さんが先生となり、お勉強などを教えること。ママ塾だけで中学受験にトライする親子もいるようです。
また、ママ塾では他にも水泳や音楽、自然科学や芸術など子どもの好奇心に合わせてさまざまなジャンルを学ぶことができます。
低コストでメリットが多いママ塾
専門家の先生に教えてもらえる習い事や塾とは違い、ママ塾はお母さんが先生です。先生に教えてもらうという緊張感はありませんが、お母さんと楽しくさまざまなことを学ぶことができます。また、お月謝がないぶんお金の節約にもつながります。
ママ塾で教えられることはいっぱい!
ママ塾というと、家で市販のドリルを買ってお勉強をするというイメージかと思います。もちろん、それもママ塾の一つですが、お勉強だけがママ塾ではありません。公園へ行って虫やお花の観察をしてみたり、美術館や博物館へ出かけて芸術や歴史に触れたりすることもママ塾です。
おうちで一緒にお料理をしたり、絵をかいたり、手芸をするのもいいですね。水泳やピアノなど、特技のあるお母さんなら、さらにママ塾の幅が広がります。ママ塾は、習い事のように深くは教えられなくても、さまざまな分野に触れさせることで子どもの好奇心を刺激できるのです。
子どもに自己肯定感が身につきやすい
ママ塾の最大のメリットは、自分の子どもだけを見ていられるということ。きょうだいがいても一人ひとりを丁寧に見てあげられるので、褒めて子どもの可能性をのばせるのです。
習い事だと先生が意図しなくても、子ども同士がお互いを気にし、比べるようになります。友だちといいライバルになることで技術が磨かれ、努力ができるようにもなりますが、幼い子どもは「できた!」という経験をたっぷりすることが大切です。
どんなささいなことでも「できた」ら「ほめる」。「できた」達成感と褒めを母子で繰り返すことで、子どもに自己肯定感が身につきますし、なによりお母さんも他の子と比べてヤキモキする気持ちを持つことがなくなります。
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低学年まではお勉強もママ塾がおすすめ
幼児期から低学年までは、お勉強の習慣化のためにもママ塾はおすすめです。
母子ともに落ち着いて机に向かえる時間に、5分でも10分でもいいのでいっしょにお勉強をしてみましょう。幼い間に勉強習慣が身につくことは、高学年以後の成績に大きな影響を及ぼします。
勉強の習慣づけはママ塾だからこそ!
幼稚園や学校から帰ってきたらおやつを食べて、ダイニングテーブルに並んで座って勉強をする時間を作ります。最初は短い時間でも「勉強が楽しい」と思えたら、徐々に勉強時間が長くなります。
勉強習慣をつける段階では、むずかしいドリルは厳禁。ちょっと簡単くらいのドリルをいっしょにやっていきましょう。キッチンタイマーなどで時間をはかり、時間がきたらすぐに勉強道具を片づけます。もうちょっとしたかったなと思ってくれたら、「明日、がんばってみようね」と明日のやる気へとつなげます。
もし、お仕事をしていて時間がない場合でも、寝る前の10分間など、家族の都合の良い時間に組み込んでみるといいですよ。
ママ塾なら子どもに合わせて教材を選べる
塾とは違い、ママ塾は教材をお母さんが選べます。子どもの得意、不得意、発達の具合などから、ぴったりの教材を見つけてあげましょう。
幼児向けのドリルなら、書くことを楽しめる運筆や工作、そしてひらがなや数字へとステップアップしていきます。「3才~」や「4・5才~」と大体の目安が書いてありますが、勉強の習慣づけのためにあえて簡単なものを選んでもいいですし、同じドリルを2度やってみるのもいいと思います。子どもがやってみたいと自分で選ぶこともありますので、そんな時はトライさせてみるのもいいですね。
ただし、難しすぎるドリルは避けましょう。勉強時間がつまらないものになってしまいます。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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