第一生命が1989年より調査を行っている「小学生の大人になったらなりたいもの」ランキングが、今年も発表されました。
昨年から大人も経験したことがないコロナ禍の中、子どもたちの将来の夢はどんな変動があったのでしょうか。
男の子のなりたいものランキング
男の子の1位はなんと「会社員」。1989年から3年間「サラリーマン」がランクインしたことはありましたが、それ以降はずっと圏外の職業。例年ずっと上位にいたサッカー選手や野球選手を抜いての1位になりました。
では男の子のランキングを詳しくみてみましょう。
男の子の1位は急上昇の会社員
会社員が1位になった要因として、やはりコロナ禍が深く影響を与えているようです。リモートワークにより家で仕事をしている親の姿を見て、憧れたお子さんが多いのでしょう。
会社員といえば「毎朝満員電車に揺られて出勤する」のが当たり前のスタイルでした。
しかしテレワークによって多様な働き方が可能になり、郊外や地方にリモート移住する家庭も増えています。そういった自由度の高さも、会社員が人気の理由なのかもしれませんね。
堅実な職業が人気
1位の会社員の他に、7位:警察官、8位:公務員、10位:教師/教員と、堅実な職業がランクイン。
コロナ禍でも安定した収入がある職業は、子どもにも人気ですね。
子どもなりに、コロナ禍で経済が停滞している世の中を不安に感じている部分があるのでしょうか。
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女の子のなりたいものランキング
女の子の1位は「パティシエ」。
昨年度まで女の子の1位は23年連続「食べ物屋さん」で、その主な内訳が「パティシエ」と「ケーキ屋さん」でした。なので不動の1位ということになりますね。
それでは女の子のランキングも詳しくみてみましょう。
女の子は安定のパティシエが1位
昨年の緊急事態宣言下、お菓子作りの材料やホットケーキミックスが品薄になったニュースがありました。
学校が休校になる中、お菓子作りを楽しんだお子さんもきっと多いですよね。その期間中のお菓子作りを通してパティシエに憧れた女の子もいるのではないでしょうか。
調理系はパティシエの他に、6位には料理人/シェフもランクインしています。まさに手に職ですね!
ちなみに中高生女子のランキングでは、会社員が1位。急に堅実になっています!
女の子には「先生」職が人気
女の子に人気の職業には「先生」と名のつくものが多くありました。
2位に教師/教員 3位に幼稚園の先生/保育士 9位に医師がランクイン。
子ども好きな女の子や、誰かの役に立ちたいと考える子が多いのでしょうか。なんだか母性を感じます。
ちなみに、5位にランクインしている「漫画家」も先生と呼ばれていますね。
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