昔から嫁姑には根深い問題があり、それが家族全体の危機に陥ってしまうなどあまり良いイメージがないように思われてきました。しかし最近では義理母が好きで良好な関係を築いているお嫁さんが増えてきているのです。ここでは、実際に上手くいっている嫁姑のタイプをいくつかの例を挙げて紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
イジワルな姑は過去の話?!今時の義理母とは?
夫婦間の問題に口を挟んできたり、息子の味方ばかりをするため、嫁はアウェーな中でやっていかなければならないというのが、昔に見られる嫁姑問題でした。ところが現在では、その点を上手くやっている家庭もあり、「義理母が好き」という嫁も増えていると言われています。嫁の心を掴む義理母とは、どのような人なのでしょうか?
過干渉せずに、ほどよい距離感を保つ
夫婦間のトラブルや子どもの教育など、口を出してくる義理母は少なくありません。ところが最近の義理母は、そのような過干渉をして来ること自体が減っているようです。例えば、「心配をしてくれるしお金も出してくれるけど、口は出してこない」という、ほどよい距離感をキープ出来る人もいるのだとか。中には、義理母が過去に姑との間であった嫌なことを教訓にして、自分が嫌な姑とならないよう努めている場合もあるのかもしれませんね。
優しくて謙虚!嫁の負担にならないようにしている
「料理上手な義理母が料理を教えてくれた」「こちらが気遣わない程度に家事をしてくれていた」など、優しく気の利く一面を見せてくれる姑もいます。また「でしゃばらず、謙虚な姿勢で物腰が柔らかいため、相談事もしやすい」などという特徴があるため、姑を実の母のように慕う嫁もいるようです。同じ女性同士にしか分からない悩みもあるでしょうから、そんなときに義理母を頼ることが出来ることは、とても心強く安心出来ますよね。
嫌味なところがない!さっぱりタイプ
ネチネチと嫌味を言い続けて攻撃してくるのが、意地悪な義理母のイメージとして挙げられることも多いものです。しかし嫌味に、感じられるところがないさっぱりタイプの義理母もいるのです。このタイプは遠慮がなく、初めは言葉などできつく感じることもあるかもしれませんが、裏表がないために意気投合してしまえば、腹を割って話をすることも出来るのかもしれません。
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義理母に好かれる嫁ってどういう人?
これまでは嫁に好かれる今時の義理母をご紹介してきましたが、ここからは義理母に好かれる今時の嫁について、考えていきたいと思います。義理母と良好な関係を保つことが出来る嫁はどのような人なのでしょうか?このタイプを把握しておけば、関係が上手くいっていない方は関係修復のきっかけになるかもしれませんし、これから結婚して義理母が出来るという方であれば、押さえておきたいポイントでもありますので、一緒に確認していきましょう。
一番はこれ!笑顔と挨拶は大事です!
人に好かれるタイプの人は、いつも笑顔できちんと挨拶が出来る人です。例えば、ホテルの受付の方を思い浮かべてみてください。彼らはいつも笑顔で気持ちの良い挨拶で私たちを出迎えてくれますから、悪い気はしないものです。挨拶の仕方のポイントは、以下の3つです。
- 笑顔
- はきはきした口調
- 相手の目を見て挨拶する
この項目がクリア出来ていたら、挨拶をされた側はあなたに好印象を持ってくれることでしょう。義理母に会う際には、このことを念頭に置いておくと良いですよ。
義理母の褒めポイントを見つけよう!
褒められて嫌な気分になる人はあまりいないですよね。義理母のステキなポイントを褒めてあげてください。なぜならその褒めている内容が、核心をついているものであればあるほど「あなたは私のことが分かっている」と思ってもらえて、心の距離を縮められることもあるからです。
ただしここで注意したいのが、的外れな褒め方であった場合は白々しくなってしまい、逆効果となる恐れがあるということです。初めから褒めるのは難しいという場合は、義理母が興味関心を抱いていているものや特技などを把握することから始めてみてくださいね。
義理母と話さなければ分からないこともある
仏頂面な義理母が実は優しく穏やかだったり、おしとやかな見た目なのに、実は賑やかな性格だったり・・・。人は見た目だけでは判断がつかず、相手のことを知るためには、会話をするのが一番良い方法だと言えます。そう考えると、難しそうなタイプに見える義理母が、話してみると親しみやすい人物かもしれませんよ。いずれにせよ、会話を楽しんで、相手のことを理解することから始めてみましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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