子どもの計算力アップに欠かせないもの
毎日コツコツが苦手な子も多いかと思います。しかし、近道をして計算力をつけることは難しいので、なんとか毎日取り組めるようにするには、工夫をしていかなければいけません。ここでは、親が子どものために出来る工夫をご紹介します。
ゲーム感覚で計算力をつけていく
一番手軽で子どもを夢中にさせるには、ストップウォッチや砂時計を用意することです。低年齢であれば、砂時計がわかりやすいかと思います。全部の砂が落ちる前にプリントを終わらせてねという目標をつくってあげましょう。自分で操作が出来るようになれば、さらに競争心をあおるストップウォッチの出番です。
毎日計って、昨日の自分より早く計算ができるか、自分自身との競争です。毎日の記録表を作って、自分の成長を可視化すれば、やる気も出てきます。
親もフォローをして子どものクセを見つける
計算の正確性を高めるなら、親の出番です。計算問題の丸付けは子どもに任せずに親がしてあげましょう。間違えた問題を分析してみると、子どもの間違えグセがわかるかもしれません。いつも同じ九九を間違えている、計算の順序を間違えている、筆算の桁がきちんと揃えられていない、足すところを引いてしまっているなど、そのクセは子どもによって違います。
間違えを指摘する際に、口で言うのではなく、問題の横に赤字で「たし算よりかけ算が先だよ」などメモ書きをしておくと、子どもも「また同じ間違いをしている」と認識しやすくなります。そうすると、次回から同じ間違いをする抑止力になるでしょう。
おわりに
算数が苦手になる原因の一つである計算力。算数が苦手になってしまうと、中学受験に不利なばかりか、その後の中学、高校での数学でも苦労することになってしまいます。低学年の間に計算力をつけて、算数が得意科目なってくれるとうれしいですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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